呼吸困難必至の“砂時計ドレス”でウエストの限界値に挑戦! お騒がせセレブが超絶スタイル披露も毛玉カーディガンが話題独占(1/2 ページ)
コンセプトは「カレとのアツイ夜」。
キム・カーダシアンが現地時間5月6日(現地時間)、米メトロポリタン美術館で開催されたファッションの祭典「メットガラ2024」へ登場。例年インパクトのある衣装で会場を沸かせるキムは今回、自らの“砂時計ボディー”を極めたかのような美しいコルセット付きドレスで登場しました。一方で羽織っていたカーディガンがミスマッチだとネタ扱いされ、本人自ら弁明することとなりました。
マルジェラのドレスをチョイス
毎年どんな衣装を身に着けるか期待を寄せられているキムが今回選んだのは、ジョン・ガリアーノがクリエイティヴ・ディレクターを務めるマルジェラのドレス。ホストを務めたゼンデイヤとバッドバニーに、グェンドリン・クリスティー、またパフォーマンスを務めたアリアナ・グランデなど、注目のファッショニスタたちが同ブランドのドレスを選び、2024年度のドレスコード「The Garden of Time(時の庭)」を見事に体現していました。
そんな中、長い髪をプラチナブロンドに染めたキムは会場の光を反射して輝くシルバーのドレスでメットに降臨。アンティークの銀色のブロケード生地で仕立てた美しいコルセットでウエストを締め上げ、その上に花、葉、小枝などを象ったメタルとさまざまなジュエリーで飾られたマーメイドスカートを合わせたドレスとなっています。
賛否両論上等スタイルで有名に 今回のドレスへの評価は?
キムといえば豊かなバストとヒップにキュッとくびれたウエストと、まるで砂時計のような現実離れしたスタイルがトレードマークとしてよく知られています。時に“くびれ”が極端過ぎるといわれたり、美容整形も疑われたりと話題の絶えないスタイルですが、今回はさらに極限まで締め上げられたウエストでまるでアニメから飛び出してきたかのような曲線を実現。動くにもかなり気を遣うのか、階段を登る際には周囲の助けを借りる一幕もあったほどです。
常に賛否を巻き起こす言動やルックスで現在の地位を築いてきたキム。今回のドレスについても、ネット上では「息ができず、まともな姿勢を保つこともできない」など“あまりに窮屈そう”という意見もあるものの、おおむね“美しい”と好評であるもよう。
しかし、キムがドレスの上に羽織っているライトグレーのカシミヤのカーディガンへの評価は上々とはいかず。カメラの前で本人がずっといじる様が動画で拡散されていたこともあり、「彼女が必死でしがみついてるこのカーディガンについて説明をしてほしい」とファンが困惑することに。
「ドレスは最高……でも、カーディガンはいったい何!?」「このカーディガン、まるで逆さまに着てるみたいだし、よく見ると毛玉もある」「キム・カーディガン」と、せっかくの美しいドレスや、「メットガラ」のような場に“カーディガン”という選択がふさわしくないと散々な評価。
中には「この美しいドレスをSHEINのカーディガンが完全に台無しにしちゃってるね」とまるでファストファッションブランドで購入した品物のように見えると、これでもかというほどケチョンケチョンに多くの人々からこきおろされてしまいました。
過去には歴史あるドレスでやらかしたことも
メットガラでのキムは毎年話題性が高い分、反発も大きいのが恒例。2013年に初めてメットガラに参加した際、第一子妊娠中だった彼女はジバンシィの花柄ドレスを着用。そのドレスについてネット上で「うちのソファみたい」などと散々にこきおろされてしまい、泣きながら帰ったことをのちに明かしています。
また2022年には、マリリン・モンローがジョン・F・ケネディ大統領の誕生日パーティーで「ハッピーバースデー・ミスタープレジデント」を歌っていたときに着ていた有名なドレスを博物館から借用。歴史的価値も高くこの世にただ一着のドレスを着用したのち、布や装飾に損傷を与えて返却したと専門家がSNSで怒りをぶつける事態になり、世間からも総スカンを食らう羽目になってしまいました。
コンセプトは「カレとのアツイ夜」 “キム・カーディガン”の裏話
今回こそは芸術作品のようなドレスを着用し高評価かと思われたものの、羽織っているカーディガンでひと騒動起こしてしまったキム。しかし彼女は会場で米VOGUE誌の取材に答え、なぜカーディガンで前を覆っていたのか謎を説明しています。
ネット上ではキムがカーディガンに「しがみついている」ように見える理由について、彼女が「不安を感じていた」「ドレスが破れていた」などさまざまな臆測も飛び交いましたが、これは彼女とデザイナーのガリアーノが特別展のテーマ「Sleeping Beauties: Reawakening Fashion(眠れる美女:ファッションがよみがえるとき)」やドレスコード「The Garden of Time(時の庭)」について考えを巡らせた結果だとのこと。
何とこのカーディガンで前を隠すようにするしぐさは、“人生で最高の夜を最高の相手と庭で過ごす”イメージに沿った演出だったと明かしました。いわく、「私は外へ飛び出して、彼氏のセーターをつかんで、それを着て仕事に行かないといけないの」と頭の中で描いていた情景を語っています。
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