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伝説的DJアヴィーチー死去から6年 元恋人が34歳で逝去、“がんが治った”投稿から1年後の訃報に悲しみの声(1/2 ページ)

お悔やみ申し上げます。

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 2018年に亡くなったスウェーデンのDJアヴィーチーの元恋人エミリー・ゴールドバーグが4月3日に肺塞栓症で亡くなりました。34歳でした。エミリーは2023年5月にInstagramでがん治療の成功を公表し、それから約1年更新がなかったことで心配の声が続いていました。


エミリー最後のInstagram投稿(画像はエミリー・ゴールドバーグのInstagramから)

がん克服宣言から1年 心配の声が相次いでいた矢先に 

 葬儀会社「Dignity Memorial」のWebサイトでは、エミリーは米カリフォルニア州のラホヤで亡くなったこと、動物好きの彼女が愛犬とともに幸せな時間を過ごしていたこと、また近年では日米のレスリングに関する業務に就いていたとも記されています。

 エミリーは2023年5月25日、病床からカメラに向かって親指を立て、ネット上で肉体や精神の困難を克服したことを意味する「I lived bitch」とのテキストを挿入した写真をInstagramへ投稿。「ここ1年がんを患っていましたが克服しました」とコメントを添えており、彼女はがんと闘病していたものの乗り越え健康を取り戻したのだと周囲を安心させていました。

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 ところがこののち、1年近く投稿がなかったエミリー。「君が元気だと聞いてうれしいよ」「恐ろしいがんから解き放たれたとのこと、良かったです」などのコメントが書き込まれる一方、「こんにちは、エミリー。あなたがどうしてるか気になって見に来たんです。心配してます」「ハロー、エミリー。今、どこにいるんでしょう? お元気ですか?」など、最後の投稿が病床からのものであっただけに心配するコメントも多数寄せられていました。

恋人アヴィーチーは2018年、28歳で死去


アヴィーチーが亡くなったあとのエミリーの投稿(画像はエミリー・ゴールドバーグのInstagramから)

 生前イベントプランニング、SNSマーケティングの専門家としてEDMの音楽ツアーにかかわっていたエミリーは、2010年代にEDMをけん引し、日本でもブームに火を付け人気を博したアヴィーチーと約2年間交際していました。

 しかし、グラミー賞に2度ノミネートされ、世界中で引っ張りだこだったアヴィーチーは2012年ごろから健康に問題を抱えるようになり、22歳で過度のアルコール摂取により急性膵炎で入院。痛みを抑えるために処方されたオピオイドで依存症となってしまいます。さらに2014には手術で胆のうと虫垂を切除。この間、健康問題を抱えていたアヴィーチーは数度の来日公演をキャンセルしています。

 2018年、アヴィーチーは28歳の若さで、オマーンのマスカットで亡くなったと発表されました。後日家族は声明で「彼は意味、人生、幸福について考え本当に苦しみました。もうこれ以上は続けられないのです。彼は安らぎを求めたのです」と述べています。

「ティムが向こうで待ってる」 ファンが追悼

代表曲「Wake Me Up」

 アヴィーチーの死後、恋人であったエミリーは幸せそうな2ショットをInstagramへ投稿。故人の楽曲から、“私のために書いてくれた”という「Don't Give Up on Us (Enough Is Enough)」の歌詞、そして代表曲「Wake Me Up」の一部を引用しながら、悲しみをつづっていました。

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 「“カモン、ベイビー、僕たちのこと、諦めないで。僕を選んで。愛を見せてあげるよ”。ティム(アヴィーチーの本名)が私のために書いてくれた曲の歌詞だよ。その通りに生きられたらよかったのに。一緒にいた2年間、彼は私の一番近い相談相手で、親友だった。今は(飼い犬の)ベアを見ると彼の顔をもう2度と見られないことを突き付けられてしまう。今はまだ考えをまとめている最中なんだけど、たくさんの優しい言葉やメッセージをありがとう。現実だなんて信じたくないから、“全てが終わったら起こしてね”」と投稿していました。

 今回エミリーの訃報が報道されると、心配のコメントが続いていた最後の投稿へは、「エミリー安らかに。彼女の家族のため、祈ってる」「君たちがまた出会っていることを願っているよ。ティムが向こうで待ってる」「どうか安らかに。天国でアヴィーチーと一緒にいるだろう」など、お悔やみの言葉が多数寄せられています。

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