男女共用スクール水着、リニューアル版発売 上着のめくれ防止やトップスインナーなど要望受け改良(1/3 ページ)
販売は上下別に、新色「クロ」追加も。
水着用品や学校用品などを展開する「フットマーク」が、ジェンダーレスなデザインのスクール水着「男女共用セパレーツ水着」のリニューアル版を発売しました(関連記事)。寄せられた声に応え、より安心して泳げるよう改良を加えたとしています。
「男女共用セパレーツ水着」は性別による体形の違いが出にくい形状のセパレーツ型の水着。2022年にテスト販売が始まり、2023年度は300校以上の学校が導入。デザインのほか、ロック付きファスナー、撥水加工の素材を使用するなど、泳ぎやすさも追求されています。
リニューアル版は、「水中で背中のすそがめくれないか心配」との声を受け、上着のめくれを防止するスナップボタンを付け、両サイドから留められるように改良。また、「上着1枚だけで着るのは不安」という声も寄せられたため、トップスの下に着用する別売りのトップスインナーも開発しました(パットの差し込み可能)。
さらに、主に「男女共用セパレーツ水着」を着用する成長期の中高生が、ひとり1人の体の発達や体型に合ったサイズが選べるように、販売は上下別となりました。そのほか、色展開は「コン」1色から「クロ」を追加し2色に(クロは150センチ以上のみ)。
価格はトップスが3630円から、パンツが3080円から、トップスインナーは2200円から(小売希望価格)。サイズはトップス・パンツとも120センチから5Lの11展開。トップスインナーは150-S、M-L、LL-3L、4Lと4サイズがあります。
学校指定品としての販売に加え、学校用品店やスポーツ店、フットマーク直営ネットショップ、楽天公式オンラインショップからの個人購入も可能です。
フットマークは2024年4月時点で400校以上の学校で採用を見込んでいるとのこと。今後、「男女共用セパレーツ水着」はスクール水着の定番となっていくのでしょうか。
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