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エースコックの「よこすか海軍カレー焼そば」を食べてみたら…… “香味油”と“スパイス”がカレー好きにはたまらないおいしさ【実食レポ】(1/3 ページ)

ラーメンに続き、焼そばも実食です。

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エースコックの海軍カレーシリーズ、今回は焼そばです

 エースコックから発売された、「よこすか海軍カレー焼そば」。海軍カレーの名店「魚藍亭」監修のもと、明治41年に発行された海軍のレシピをアレンジしたカップ焼そばです。

カップの側面には海軍カレーの由来が

 前回レビューしたカレーラーメンと同時に発売された「よこすか海軍カレー焼そば」。こちらもカレーラーメン同様、「海軍割烹術参考書」に掲載されたカレーライスの作り方に準じた味わいを再現したカップ麺です。これまたカレーラーメン同様、横須賀で海軍カレーを出した初期の店である「魚藍亭」が監修しており、カレーの原点とも言われる味を手軽に楽しめるといいます。

 個人的には、長年エースコックのカップ焼きそばにはお世話になっておりました。というのも、「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」が好きだったんですよね。数あるカップ焼きそばの中でも一番おいしいのではないか……と思っていたんですが、残念ながら2019年に終売に。その後ちょろっと復活したりもしたんですが、やっぱりすぐ消えてしまい、現在ではエースコックのカップ焼きそばのレギュラー商品は「スーパーカップ 新・いか天ふりかけ焼そば」のみ。これも悪くないんですが、なんだか量が心もとないし、かといってカップ焼きそばを一気に2個も食べるようなヤンチャはやめた方がいいだろうし、何よりやっぱりイカが入っていない……! 復活しませんかね、大盛りいか焼そば。

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カップの中には麺のほかに小袋が3個。ほぐし油とシーズニングという、ちょっと珍しい構成です
麺は太くも細くもないもの。麺自体にも多少味付けがされているそうです
かやくを開けてお湯を注ぎ、3分待ちます

 そんなエースコックのカップ焼そばなので、いやが上にも期待は高まります。開けてみると、かやくと「麺ほぐし香味油」、そして「仕上げシーズニング」の3つの小袋が。

3分たったらお湯を切り、香味油をかけ、麺をよ~く混ぜます
続いてシーズニングで味付け。一気にカレーの香りが漂います。こちらもよ~く混ぜましょう
混ざったら完成! 見た目はちょっと塩焼きそばっぽい

 お湯を注いで3分たったらお湯を切り、香味油をかけて麺を混ぜてから、シーズニングをかけてさらに混ぜて完成! ……という流れなんですが、注意点としては最初にしっかり香味油を混ぜておかないと、シーズニングの粉末によって麺がダンゴ状にまとまってしまい、なかなかうまく全体に味が回らなくなることです。最初のかきまぜが足りなかったのか、今回も麺が一塊になりかけましたが、途中でかなり頑張って混ぜたところ、なんとかキレイにゴールできました。

いざ、実食!

油をまとった麺の表面の照りがたまりませんね……!

 一口食べてみると、香味油をまとったオイリーな麺とスパイスの組み合わせがビシッとキマって、けっこうガツンとくる味わい。カレーラーメンの方は「オーソドックスな、昔ながらの懐かしのカレー」みたいな雰囲気でしたが、脂っ気があってスパイスの粒感が直に感じられるからか、こちらのほうがジャンクな食べ物という感じがします。

 具はカレーラーメンと同じく、ポテトと鶏そぼろ、ニンジンと玉ねぎという組み合わせ。ザ・純日本式カレーと入った組み合わせです。やっぱりポテトがホクホクしていて、こっちでも感心。あと、カレーに隠れがちですが鶏そぼろの味付けが意外にパンチの効いた方向性で、驚かされるものがありました。

 ということで、実際に食べてみるとカレーラーメンよりヤンチャでジャンクな雰囲気のカップ麺となっており、同じ海軍カレーでも方向性に結構違いがあるな……と感心した次第。麺の量はお湯を入れる前で60gと、カップ焼きそばとしてはミニサイズなので、さほど食べた後の罪悪感がないのもポイントです。カレー好きなら、同時発売のカレーラーメンと合わせて、両方制覇するのがオススメです!

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