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田中聖受刑者、収監前制作していた楽曲MVが公開 “あえてタトゥーあらわ”な姿で登場……「この場所から立ち上がる」(1/2 ページ)
自助グループの依頼を受けて制作。
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懲役刑を受けた元「KAT-TUN」の田中聖さんが収監前に制作していた、メッセージソング「RESTART」のミュージックビデオ(MV)が、依存症専門オンラインメディア「Addiction Report」のYouTubeチャンネルで6月24日に公開されました。
「僕らは仲間がいるよ」「この場所から立ち上がるよ」
同曲は、田中さんが覚醒剤取締法違反の罪で収監される前、依存症問題の自助グループ「ギャンブル依存症問題を考える会」の依頼を受けて制作。
依存症から回復しようと努力する当事者と家族に向けたメッセージソングで、「僕らは仲間がいるよ」「この場所から立ち上がるよ」など前向きな歌詞がつづられています。
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MVはスタジオでのレコーディング風景が主になっており、田中さんは感情を込めて力強く歌唱。同じ自助グループに参加し、田中さんを支援してきた俳優の高知東生さん、歌手の杉田あきひろさんらも出演しています。
「Addiction Report」では、代表の田中紀子さんによる制作秘話も公開中。
マスコミに情報が漏れない環境を用意してレコーディングに臨んだことや、スタジオに現れた田中さんが「いろいろご心配をおかけしました」と頭を下げたこと、体中に入ったタトゥーをあえて見せる選択をしたことなど、楽曲制作の裏側がつづられています。
田中さんは2013年9月のグループ脱退後、薬物絡みで数回逮捕。2023年12月には懲役1年を言い渡した東京高裁判決が確定しており、以前の執行猶予分も取り消された結果、合計で懲役2年8カ月となっていました。
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しばらくは治療に専念するとのこと。
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