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『ちいかわ』最新話、水面を眺める「モモンガ」だったが…… 悲哀に満ちた“衝撃描写”に「泣いちゃう」と読者から悲鳴続出(1/2 ページ)

心がざわつくって……。

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 ナガノ先生が手掛ける『ちいかわ』の最新話が7月1日に更新されました。モモンガが水面をのぞき込む話です。

※以下、原作漫画『ちいかわ』最新話のネタバレに触れています

画像はちいかわ公式サイトより引用

 アニメも大人気の『ちいかわ』。原作漫画はX(旧Twitter)で連載中で、ちょっぴり泣き虫だけど優しいちいかわや、その友達の明るくてポジティブなハチワレ、大声で叫ぶうさぎとのなにげない日常を繰り広げる作品です。

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 基本は短編ですが、時折挟まる長編エピソードでは、ホラー展開や重々しいダークファンタジーが展開されることもあります。前回は、モモンガが倒れた魔女を見下ろし、と「あん時の魔女かァ?」と意味深なことをつぶやく話でした。

水面に映るモモンガだったが……

 7月1日に更新された最新話は、モモンガが水面に映る自分の姿を見るも……という話です。

 水で顔を洗うモモンガ。その顔はいつもの不敵で人を食ったような表情ではなく、とても穏やかなものに見えます。すると、次の瞬間……でかつよが目覚めました。どうやらモモンガが顔を洗っていたのは、でかつよの夢だったようです。

 めざめたでかつよは、森を駆け抜けて水面をのぞき込みます。しかし、そこに映るのは当然のごとくでかつよの顔。まるで非情な現実を拒絶するかのように、でかつよは水面をたたき、そこに映る自身の顔をゆがせます。

 それから、ただただぼうぜんと水面を眺めるのでした。

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 Xでは、この夢を見てしまったでかつよの心中を察して「かなしすぎる。泣いちゃう」「もしかしてと期待して見た水面に映る姿をかき消すように手を叩きつける情景ヤバ」「こんな悲しすぎる回を朝のアニメでやったら一日何もできなくなる」と切なさの破壊力にやられる声が。

 また、「これまでは匂わせはされてたけど現でかつよの中身は元モモンガと明確にされた」「だいぶ直接的にモモンガの秘密を描写してきた」「今回なかなか踏み込んで描写したな」と、これまでうわさされてきた“実はモモンガとでかつよは中身を入れ替えられている”という説への確信を強める人がいました。

 他には、普段のモモンガと夢の中のモモンガの描写方法が違うことに着目し、「中身がホンモノのモモンガだとわかる」「姿形は全く同じなのに“中身が違う”と絵でわからせるのすごい」と、ナガノ先生の表現力の高さへの感嘆も寄せられています。

物書きモトタキ

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