Windowsでブルースクリーン多発する世界的な障害 原因とされるCrowdStrikeのCEO「影響を受けた顧客とともに対応」(1/2 ページ)
7月19日午後から、Windowsでブルースクリーンが表示されるという報告が相次ぎ、世界的な大規模PC障害が発生しています。
JALなどにも影響
X(Twitter)では、「PCがいきなりブルースクリーンになった」などの報告が多数投稿されています。仕事ができなくなった人も多く見られ、「会社のPC」「業務終了」などがトレンド入り。
JALのWebサイトで航空券の予約ができない状態になっているなど、航空会社やメディア、銀行など広く影響が及んでいるようです。
英BBCによると、米Microsoftは原因について「サードパーティのソフトのアップデートによるもの」とコメント。アメリカン航空は米企業「CrowdStrike」のセキュリティソフトを原因として挙げているとのこと。
CrowdStrikeのジョージ・カーツCEOは自身のX(Twitter)アカウントで、「Windows向けアップデートで見つかった問題の影響を受けた顧客とともに対応しています」とコメント。セキュリティ攻撃ではないとし、修正を展開したと述べています。
CEOコメント全文
「CrowdStrikeは、Windowsホスト向けの単一のコンテンツアップデートで見つかった不具合によって影響を受けた顧客と密接に連携しています。この不具合はMacおよびLinuxには影響はありません。そして、セキュリティインシデントやサイバー攻撃ではありません。問題は特定と分離がされ、修正プログラムが配布されています。最新のアップデートについては、サポートポータルをご参照ください。また、CrowdStrikeの担当者と公式な方法で連絡を取ることをおすすめします。私たちのチームは、CrowdStrikeのお客様のセキュリティと安定性を確保するためにフル稼働しています」
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