「選手村の環境が悪すぎてメダリストが公園で寝ている」動画拡散された選手が反論　“世界一セクシーな水泳選手”巻き込む騒動に（1/3 ページ）

　間違った文脈で自身が撮影した動画が引用されているとして、パリ五輪ボート競技サウジアラビア代表のフセイン・アリレザ選手が8月6日、Instagramストーリーズでコメントを発表しました。アリレザ選手は前日に、競泳イタリア代表のトマス・チェッコン選手が芝生で眠る姿を投稿し、多くのメディアに取り上げられていました。

「世界一セクシーな水泳選手」と話題のチェッコン選手

　アリレザ選手は自身の動画をもとにした記事のキャプチャーを投稿し、「私が昨日投稿したストーリーが多くのフェイクニュースの源になっている」と苦言。チェッコン選手が直前にオリンピック村の環境の悪さに言及し「よく眠れない」と嘆いていたこともあり、一部のメディアはオリンピック村から抜け出し公園で昼寝をしていたかのように伝えていました。

　アリレザ選手は「はっきりさせておきたい」として、撮影場所は公園ではなくオリンピックの選手村内だったと明言。また「アスリートにとって川沿いの芝生で昼寝することはよくあることだ」と付け加えています。

　23歳のチェッコン選手は東京に続く自身2度目の五輪となるパリで知名度が急増した選手の1人で、100メートル背泳ぎで金メダルを獲得すると鍛え上げられた筋肉と甘いマスクから「世界一セクシーな水泳選手」と世界中が熱狂。本人のInstagramには「（下着ブランドの）カルバン・クラインのモデルみたい」「なぜイケメンかって？　イタリア人だからさ」といったコメントが次々と寄せられ、一躍時の人になっていました。