“予期せぬ病気”は敗血症　石井慧、3度の緊急手術乗り越え退院報告　上半身のまひ残るも「また戦いたい」（1/2 ページ）

　“予期せぬ病気”で3度の緊急手術をしたことを痛々しい写真とともに報告していた総合格闘家の石井慧さんが8月16日にInstagramを更新。退院を報告するとともに、敗血症を患っていたことを明かしました。

敗血症寸前だった

　石井さんは、病院前で花束を持つ自身の写真を添えて退院を報告。数週間前に首周辺と背骨の感染症が悪化し、敗血症寸前だったことを告白。直近には8月5日に手術し、前日まで抗生物質の点滴を受けていたと伝えました。

　柔道・北京五輪100kg超級の金メダリストでもある石井さんの体重は97キロまで落ち込んだとのこと。一連の措置を手掛けたあいちせぼね病院には「命を救ってくれた」と深い感謝をつづった上で、上半身のまひが残っており、今後もリハビリなどで通院する必要があると明かしました。

　石井さんは2024年3月に引退を示唆していましたが、同投稿の最後では、「みんなのメッセージは私を強くするし、また戦いたい」とファイターとして再びリングに立つことに意欲を見せています。

　8月11日には多くの管をつながれベッドに横たわる入院中の写真を添え、「予期せぬ病気と闘っている。2週間の間に3回手術をした」と深刻な状況を報告していました。