【インタビュー】台湾チア界に舞い降りた日本人チア 「Uni-Girls」ChihiroとNozomiに聞く「台湾チアに魅了される」理由(1/4 ページ)
Uni-Girlsの風神雷神コンビ感あって好き。
球場を盛り上げ、選手とファンをつなぐチアリーダー。中でも、台湾プロ野球(CPBL)のチアリーダーは数年来、ネットを介して日本のファンからも熱い視線が向けられています。
2024年の台湾チア界は、6球団で見ると海外籍のチアリーダーが11人所属。うち日本人は3人で、3人とも2024年がデビューとなります。今回は、統一ライオンズのチアチーム「Uni-Girls(ユニガールズ)」所属のChihiroさんとNozomiさんのインタビューをお届け。埼玉西武ライオンズの公式パフォーマンスチーム「ブルーレジェンズ」から台湾チアの世界へと飛び込んだ2人に迫ります。
チアを目指したきっかけは対照的な2人
―― 台湾で頑張る日本人チアを日本の皆さんにより知ってもらいたいと思い取材を企画しました。楽天ガールズのKAHOさんにも先日取材させていただいていて、これが第2弾です。よろしくお願いします。最初に、チアリーダーを目指したきっかけを教えてください。
Nozomi 私は「テレビをつけたら野球中継」な家で生まれ育ち、野球が身近な存在でした。あるとき、東京ドームに観戦に連れて行ってもらって、チアの方たちがグラウンドで踊る姿を見て、「この衣装を着て私も踊りたい!」と母にお願いしたのが始まりで………。
―― 幼いころから。
Nozomi 4、5歳のころです。それがきっかけでダンススクールに入れてもらいました。チアになりたくてダンスを始めたといってもよいくらいで、小さいころからチアになるのが夢でした。
―― Chihiroさんがチアになられたきっかけは?
Chihiro 対照的ですけど、私は小さい頃、野球はあまり見ていなくて、チアの存在も知りませんでした。友人に「チアやってみたら」と勧めてもらい、オーディションを受けたのがきっかけです。
日本のチアをやめて台湾のチアを目指した理由
―― 日本でのチアの経歴ですが、Nozomiさんは読売巨人軍公式マスコットガール「ヴィーナス」にも所属されていましたよね。
Nozomi はい。私は2021年がヴィーナス所属、2022年と2023年が埼玉西武ライオンズの「ブルーレジェンズ」所属、計3年間です。
Chihiro 私はライオンズだけ。2022年に入って、2023年までの2年間です。
―― 日本のチアをやめて台湾のチアを目指した理由は?
Nozomi 2023年8月に、西武ライオンズと統一ライオンズのコラボで台湾に来たのですが、その時は観光する時間がなく、10月にちいちゃん(Chihiroさん)と2人で台南を訪れました。
せっかくだから野球も見ようということになり、台南棒球場で統一の試合を観戦しました。ファンの方と同じ目線で台湾野球を見るのはそのときが初で、とにかく熱狂的な応援スタイルに魅了されました。
チアが先頭に立って、ファンの皆さんと球場を盛りあげる姿やファンの熱気を感じながら、小さいころから野球が大好きだった私がやりたかったことはこういったことだと強く実感しました。だから、台湾に来て、台湾チアになって、これをやってみたいなと思ったんです。
Chihiro 私もきっかけは一緒です。のんちゃん(Nozomiさん)と客席から応援を体験して、すごく魅力を感じました。私もここに入ることができるのならぜひ入りたいと思いました。
―― 加入されて3カ月ほど、統一のチアとして既に何試合も応援されていますが、日本のチアの文化と台湾のそれで違いは感じますか?
Nozomi 強く感じたのは“自由さ”です。ネガティブな意味ではなく、衣装やダンスパフォーマンスもメンバーたちが主体となって考えるなど、個性を尊重/強調した環境だと感じます。
Chihiro 私は、ファンの方との距離感にも違いを感じました。
台湾では、踊っていない間もお客さんと同じ客席に座って試合を見ているので、そこで自然と会話するケースがあります。日本ではあり得ないことだったので最初はびっくりしたんですけど、一緒になって踊って応援するのがすごく楽しいです。
―― 踊っていて楽しい応援曲、または踊りがすごくハードな曲は?
Nozomi 踊っていて楽しいのはやはりりチャンテ(チャンステーマ)の統一尚勇。みんなで肩を組んで左右に揺れるのがとにかく楽しいです。踊っていて大変なのは、張翔選手の曲。踊り自体は簡単ですが、手を羽のように広げてステップを踏む動きがすごくハードでした。
Chihiro 同じだ(笑)。私は、局間曲(イニング間を指す言葉)の8回の王者無敵。あれは腕が疲れます。
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