ケガをし汚れていた捨て猫を保護して1年…… 少しずつ心を開いていく姿に「涙なしでは見られません」「こんな美猫になるとは」(1/3 ページ)
これからもずっと幸せに。
捨て猫を保護してから1年間の記録がYouTubeチャンネル「あつまれちいかまの森」に投稿されました。動画は記事執筆時点で19万回以上再生され、6700件を超える高評価を獲得しています。
2023年8月15日に保護した白猫
動画に登場するニャンコの名前は「シロ」ちゃんです。シロちゃんは捨て猫で、毎日投稿者さんのお宅の庭に来ていました。約1年前の2023年8月15日に無事保護、家猫として迎えられたときの様子は以前も話題になりました(関連記事)。
野良猫から家猫へ……1年間の記録
今回の動画は、シロちゃんが家猫になって1年を記念して、これまでの日々を振り返ってみたもの。お家へやってきたシロちゃんは、獣医師さんに健康状態をみてもらうと同時に、体を洗い毛玉もカットして見違えるような白猫に……。さぁ、家猫生活のスタートです。
最初の1週間は、以前自分の居場所だった庭を眺めていたそうです。1カ月がたつころには、鳴き声を聞くことができ、ゴロンとリラックスして遊ぶことも増えてきました。まだ痩せているけれど、毛艶は良くなってきたのが分かります。
お気に入りの場所を見つけるなど、生活が安定してきたころ、シロちゃんは口を痛がるしぐさを見せるようになり、おやつも嫌がるようになってしまいました。11月には抜歯のため初めての入院。パパさんもママさんも、シロちゃんがたった1日いない夜がとても長く感じたそうです。無事に退院して戻って来たシロちゃんも、今までにないほど甘えています。
口のトラブルがなくなり、以前より食欲が増したシロちゃんは、保護時に2.6キロだった体重が3.6キロまで増え、毛がフワフワになってきました。行動もどんどんやんちゃになっていき、その分家族の笑顔も増えていきます。
寒い日には一緒に寝よう?
冬が来て、寒さが厳しくなってきた1月のある日。ママさんはシロちゃんにも暖かいベッドで寝てほしいと考えました。寝室に入ろうとしないシロちゃんを、毎日遊びで誘っていたら……。ベッドにも乗って遠慮がちに遊ぶようになり、ついには自分から寝室へやって来てベッドの上で待っていてくれるように! 思いが通じたのか、ぐっと気温が下がった寒い日、ママさんの枕元に置いてあったベッドに入り寝てくれたのです。
家事を見守ってくれたり、病気で寝込めば心配してくれたり、息子の遊び相手をしてくれたり……なくてはならない家族の一員になったシロちゃん。半年もたったころには心も体も立派な家猫になっていました。
2月が終わるころ、ついにママさんが待ちに待った瞬間がやってきます。ママさんが眠ったあとの深夜は割と自由に行動して、家の中の好きな場所で寝るシロちゃんが、その日はママさんのベッドに戻って来て、隣で眠りについたのです。 目を覚ましたママさんは、たまらなくいとおしくなり、少しずつ心を開いてくれるシロちゃんに胸がいっぱいになったそうです。
これからもずっと幸せでありますように……
甘えん坊になり、かわいいイタズラも増えたシロちゃんと、家族の幸せそうな姿には「これからもシロちゃんとご家族の幸せの記憶がどんどん増えていきますように」「シロちゃん、本当に素敵なご家族に巡り逢う事が出来て良かったね どうか、ゆっくりゆっくり歳を重ねてこれからも末永く幸せな時間を過ごして」「少しずつ心を開いていくたびにシロちゃんの瞳も輝きを増して表情が豊かに成っていくのが分かります ご家族が深い愛情でシロちゃんと過ごしてるか伝わります」など、シロちゃんの幸せを願う声がたくさん届いています。
シロちゃんの、いっぱい愛されて幸せに暮らす様子は、飼い主さんはYouTubeチャンネル「あつまれちいかまの森」とInstagram(@shirochan.story)にて公開中です。
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