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「ガンダム入りのズゴック作った」 劇場版「ガンダムSEED」の“ありえない変身”を3Dプリンターで再現→「とんでもない完成度」(1/2 ページ)

“中の人”側を改造してズゴックに合わせるとは……。

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 映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」で観客の度肝を抜いた、中にガンダムが詰まったズゴックを、無理なく再現したモデラーが現れました。しかも3Dプリンターでフルスクラッチ!

3Dプリンターでゼロから作った、初登場シーンそっくりのズゴック。これだけでもすごいけど……
実は内部にインフィニットジャスティスガンダム弐式をしっかり収納。整備ドック形の飾り台まで手作りしている

まずは“中の人”を大改造

 製作したのは中国のRAY STUDIO。代表のRAYさんは、模型専門誌『ホビージャパン』主催のコンテスト「オラザク選手権」で優勝経験のある実力者です。

 RAYさんは6月、「MG 1/100 インフィニットジャスティスガンダム」を改造し、映画で活躍したインフィニットジャスティスガンダム弐式を実現。YouTubeで紹介した際に、ズゴックの製作をほのめかしていました。

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100分の1スケールではキットが出ていない弐式を、無印の改造で実現

 ズゴックを作るにあたっては、体格の全く異なる両者をどうやって合わせるか、まずデザインを入念に検討。この問題は、中身のガンダム側に腰や足が伸縮する機構を仕込み、ズゴックの体格に合わせることで解決しました。

腰を伸ばしてガンダムのツノをズゴックの頭部に届かせるアイデア
コンパクトに収まるよう、肩には可動部分を足している

試行錯誤の末、ガンダム入りのズゴックが実現

 その後はCADで設計して3Dプリンターで出力と、試行錯誤の連続。苦心して内部構造まで作り込み、ガンダムに着せる“ズゴックのガワ”を作り上げます。

 できあがったパーツを装着し、「ガンダム入りのズゴック」は完成。整備ドック風の飾り台まで用意された見事な作品に、コメント欄では「情熱に震えた」「誰もが待ち望んだズゴック」と多くの賛辞が寄せられています。

画像提供:RAY STUDIO

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