「ありがとう」が「さようなら」に…… 家を出ていくときの置き手紙の“驚きの仕掛け”に「切ない」「発想が天才」の声 投稿者に話を聞いた(1/3 ページ)
書かれた言葉が変化する様子にゾクッとくる。
SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は2023年10月に人々を震撼させた「家を出ていくときの置き手紙(関連記事)」について、X(旧Twitter)ユーザーのしんらしんげ(@shin___geki)さんに話を聞きました。
紙工作作家の力作
「家を出て行くときの置き手紙作った」と添えて投稿された動画には1枚の白い紙が映っています。一見シンプルな手紙のようですが……。
仕掛けにゾクッ
ページをめくると文字が左側にスライドし、1ページ目は「ありがとう」が「さようなら」に変化。2ページ目は「あなたが好きだった」が「あなたが嫌いになった」へと変わります。まるで生きているように動く文字にゾクッとし、次にどんな言葉が出てくるのか、ドキドキするようなソワソワするような気持ちになります。
続いて「わたしがわるいの/あなたもわるいの」「二人は辛い/一人は幸せ」と2ページで本心を伝え、最後には「I loved you/Thank you」と結ばれる置き手紙。心に小さなトゲが刺さったようなじわじわとした痛みを感じる仕掛けと内容に、「ウルウル泣ける」「天才」と多くのコメントが寄せられました。
しんらしんげさんは、紙工作作家/工作漫画家さん。多彩なアイデアで制作されたアート作品で人気を集めています(関連記事1/2)。12月21日~1月26日までの「ZENT ART MUSEUM」(愛知県名古屋市)で個展を開催予定となっており、話題になった「置き手紙」も展示する予定とのことです。
ねとらぼ編集部では、しんらしんげさんに作品を作るきっかけや、当時の反響などについてなどについて聞きました。なぜ「置き手紙」をしようと思ったのか――。
画像提供:しんらしんげ(@shin___geki)さん
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