妻を亡くした男性が住むゴミ屋敷に掃除の達人が挑んだ結果…… 生まれ変わった姿に「感動しました」(1/2 ページ)
「掃除の女王」の異名を取る達人が挑みます。
「掃除の女王」の異名を持つ人気YouTuberが、最近妻を亡くした男性の家を掃除していくYouTube動画が人気を呼び、記事の執筆時点で40万回の再生数を突破しています。
人気YouTuber「掃除の女王」のゴミ屋敷掃除
動画を投稿したのは、「掃除の女王」と呼ばれるフィンランドのAurikatariina(@Aurikatariina)さん。世界中に430万人以上のチャンネル登録者数を誇る大人気YouTuberです。今回は清掃用品会社の協賛で、米国メリーランド州の片田舎までの交通費や宿泊代を負担してもらい、フォロワーの父親の家の清掃をすることになりました。
妻を亡くした男性の家を美しくクリーニング
今回の依頼は、妻を亡くした高齢男性が住む家の掃除。娘さんがゴミ屋敷と化した家を見るに見かねて「掃除の女王」に助けを求めるメールを送ってきました。そのすさまじいニオイとコバエのせいで、女王にとってもこれまでで“最もタフな清掃作業”になったようです。
75歳の男性「リック」は膝が悪く、介護をしてくれていた妻を亡くした後に“うつ病”になってしまい、この家はたちまちゴミ屋敷と化してしまったそうです。
うず高く積まれたゴミの他にも腐った食べ物などがたくさんあり、尿のような匂いもしていたそうです。たくさんのコバエが飛び交っています。
“女王”は荒れ果てたゴミ部屋に臆することなく、にこやかに作業を進め、たまりにたまっていたゴミをテキパキと袋詰めにして撤去していきます。
丹念に時間を掛けてキレイに磨き上げられていくキッチンや水回り。ちなみにこの家は庭も広く、海に面した最高のロケーションの高級住宅地で、家具や調度品も立派なものであることから、かつての「リック」が裕福であったであろうことや、人間ドラマの痕跡が画面から伝わってきます。
こうして埋もれていた床や家具をキレイに掃除した結果、ついにゴミ屋敷が、本来あるべき姿を取り戻しました。ちなみに動画内には登場しませんが、「リック」には依頼者の娘さんの他に、まだ10代の息子さんがいるのですが、2009年に彼の母親が亡くなった時点では、まだ幼年期……。元豪邸のゴミ屋敷で育った彼が非常に心配になります。
圧巻のビフォーアフターに反響
動画にはさまざまなコメントが集まっており、「おそらくあなたは、娘さんの正気を救ってくれました」「自宅で介護中に亡くなった女性の『存在』を感じて、とても感動しました」「あなたのビデオは、落ち込んでいる私の心を温めてくれます」といった、世界中から数多くの称賛の声が集まっていました!
ゴミ屋敷の掃除動画を見ていると、ただ単に家がキレイになっていくだけじゃなく、そこに住んでいる人たちの人生や、さまざまなドラマが伝わってきますね。
画像はAurikatariina(@Aurikatariina)さんのYouTubeチャンネルより引用
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