「びかす ちょっと つかれたから」 Twitterで人気沸騰のネパール料理屋、臨時休業ねとらぼ

Twitterをきっかけにブレイクした都内のネパール料理店「だいすき日本」の店主が、16日に休業すると宣言。連日の多忙で疲れてしまったそうで、「無理しないで」「ゆっくり休んで」など心配やいたわりの声があがっている。

» 2010年11月15日 13時55分 公開
[ITmedia]
画像 だいすき日本のTwitter。「ずっと みせ オプン してから いちどうも やすみませんでした びかす ちよっと つかれたから もしできれば 16 にち やすみたい」

 都内のネパール料理店「だいすき日本」がTwitterをきっかけにブレイクした。ネパール人店主・ビカスさんがたどたどしい日本語でつづる、実直で健気なつぶやきが話題になり、連日、行列ができる人気店に。これまで無休で経営していたが、急な多忙にさすがに疲れた様子で、16日は休業するとTwitterで宣言。「無理しないで」「ゆっくり休んで」など、フォロワーからは心配やいたわりの声があがっている。

 だいすき日本は、中板橋商店街(東京都板橋区)にある、ネパールカレーなどを出す小さな飲食店で、10月にオープンしたばかり。Twitter「@daisuki_vikas」は11月6日に更新スタートしており、店を1人で切り盛りするビカスさんから、知人の「@hb_neighbor」さんがメールを受け取り、代理で投稿。15日現在、フォロワー数は4万5000以上にふくれあがっている。

 当初は客の入りが悪かったようで、7日には「どうすればいいのでしょうか?? おきやき(編注:お客)さん来ない」「ごめんなさい きようも おきやきさん きませんでした」などと、客の入りが悪い様子を不安げにぼやいていた。

 これらのつぶやきが「弱気すぎる」「応援したい」などとTwitterで話題になり、店を訪れる人が続出。ビカスさんは8日に初めて、つぶやきを見たユーザーが店を訪れたことを報告、9日はランチ客8人のうち半分がTwitterユーザーだったといい、「みんな なみだが でちやうぐらい やさしいかった」と喜んでいた。

画像 「食べログ」で15日、中板橋の注目度順に並べた結果。2位以下に圧倒的な差を付けて注目度ナンバーワンの店に。先週のアクセス数は6万以上となっている

 だいすき日本のTwitterは、2ちゃんねるやニュースサイトでも取りあげられて話題になり、行列が絶えない超人気店に。札幌や神戸など全国から客が訪れたと、ビカスさんはTwitterで報告している。

 店は年中無休で運営していたが、連日の多忙にさすがに疲れたようで、14日朝、「びかす ちよっと つかれたから もしできれば 16 にち やすみたい」と投稿し、16日は臨時休業すると宣言。フォロワーからは「無理しないで」「ゆっくり休んで」など、心配やいたわりの声があがっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」