ミクシィ、足あと機能リニューアルの背景や今後の改善を説明

mixiの足あと機能のリニューアルは、「足あとスパム」「気軽に友人のコンテンツを見られない」といった課題に対処するためとミクシィは説明し、今後改善を加えるとしている。

» 2011年09月15日 19時51分 公開
[ITmedia]

 ミクシィは9月15日、今年6月に「足あと」機能を「先週の訪問者」としてリニューアルした背景を公式ブログで説明した。足あと機能の変更については、一部のユーザーから不満の声が上がっていた。

 足あとは、いつ誰が自分のページを訪問したかをリアルタイムに把握できる機能だったが、リニューアル後は、訪問者のアクセス日時を表示せず、1週間に訪れた人をまとめて翌週に表示する。

 同社は、足あと機能には「日記を読んでもらえたというフィードバック」「交流のきっかけになる」というよい点がある反面、「気軽に友人のコンテンツを見られない(重たさ)」「足あとスパム」という課題があったとしている。良さを残して課題を解消するため、足跡スパム対策や足あと削除機能などを加えてきた。

 その後、足あとを取り巻く環境が変化したという。足あとを閲覧するユーザーの減少、足あとを削除するユーザーの増加、足あとスパムが撲滅困難な状況、mixiボイスやアプリなど足あとの付かないサービスの登場、フィードバック機能としての「イイネ!」の導入などだ。

 これを踏まえ、課題を解決するために、新たな足あと機能(先週の訪問者)では、訪問者の更新頻度を1週間ごとにすることで、すぐに足あとが付くという重たさを解消したとしている。またスパム対策として、訪問者と一緒に共通の友人や訪問経路を表示し、信頼性の復活を図った。

 この結果、足あとをつけることの重たさが解消され、リニューアル後に相手のページを訪問するユーザー数は増加する傾向にあると同社は述べている。ただし、更新頻度が1週間ごとでフィードバック効果が弱くなっているため、7日から5日おきに短縮した。

 今後は、ユーザーの利用状況を見ながら、さらなる改善を加えるとしている。訪問者の更新頻度については、状況を見ながら1〜2日間を目標に短縮化を検討。10月上旬には「訪問者」表示の充実させるため、コミュニティ経由での訪問者を表示する予定だ。アプリなど日記、プロフィール以外からの訪問者も表示するという。

 引き続き、ユーザーからの意見や要望に耳を傾け、多様化するニーズに応えるべく全力で取り組むとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  2. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/25/news043.jpg 娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
  5. /nl/articles/2404/25/news129.jpg プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
  6. /nl/articles/2404/24/news018.jpg 1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
  7. /nl/articles/2404/24/news017.jpg メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
  8. /nl/articles/2404/23/news185.jpg 子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
  9. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  10. /nl/articles/2404/22/news124.jpg ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」