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» 2011年11月02日 11時16分 公開

ゲームもマンガやアニメのように「複数巻構成」にすべき?日々是遊戯

1章は2000円、続きは1章ごとに1000円の追加販売――。ダウンロードコンテンツの比重が高まりつつある昨今、そんな販売モデルがあったらいろいろ捗るのでは、という意見がTwitterで話題になっています。

[池谷勇人,ITmedia]

 マンガやアニメなどは複数巻にまたがって作品が展開されるのに対し、ゲームの場合は、例えシリーズ物であっても1本で内容が完結するのが通例。しかし仮に、もしゲームもマンガやアニメのように複数巻構成にすることができたら……? そんな議論がTwitterで盛り上がっています。

 「ゲームの追加DLCの比重をもっと上げることで、色々と解決すると思う」と、最初に口火をきったのは@R_Nikaidoさん。例えばゲームを5章構成に分けたとして、1章はディスクとして2000円で販売し、以降はDLC(ダウンロードコンテンツ)として、1章につき1000円で配信していく。このケースなら、人気に応じて途中で切るか続けるか判断できるし、中古対策にもなるだろう、というのが@R_Nikaidoさんの提言です。一連のつぶやきはTogetterにまとめられており、これに対し多くの人が反応し、意見を寄せています。

 パッケージゲームを遊ぶ場合、大きなネックとなるのが1本あたり5000円〜8000円という「初期投資」の大きさです。遊んでみなければ面白いかどうか分からないものに、いきなり数千円という大金を支払うのはハードルが高い。その点このモデルなら、初期投資を低くすることでより多くの人に手にとってもらうことができる。実際、携帯アプリとして配信された「ファイナルファンタジーIV THE AFTER 月の帰還」や「逆転裁判」など、携帯電話向けのゲームでは実際に章ごとの課金・販売を行っているものが多くありますし、現在オンラインゲームやソーシャルゲームで主流となっている「基本無料」型の課金モデルは、プレイヤーの初期投資を下げることで間口を広げた例と言えます。

 しかしこれに対し、「コンシューマーゲームで複数巻構成はやはり難しいのでは」という反論も。主な理由として挙げられたのは、「ゲームの場合、システムと素材作りという作業があるため、初期段階の投資が大きくなり、失敗しても途中で切るというのが難しい」、「システムや素材、サーバーなどを丸々流用できれば初期投資は下げられるが、そうしたコストダウンをユーザーはおそらく望まないだろう」というもの。またライトユーザーにとってDLC購入のハードルはまだまだ高く、携帯アプリやソーシャルゲームのように、最初からネットワークにつながっているものでないとやはり難しいのでは、という意見もありました。

 コンシューマー不況と呼ばれる昨今ですが、DLCの市場は年々拡大しているというデータもあり、DLCに力を入れるというのは業界的には自然な流れと言えるかもしれません。しかし現状のDLCはあくまで「追加コンテンツ」であり、ここで言われているように「ゲーム本編」をDLCとしてバラ売りするというのは過去に例がない。以前、カプコンが「エルドラドゲート」という複数巻構成型のパッケージRPGを発売したことがありましたが、あれをもし今、DLCという形でやっていたらどうなっていたか……。あと「Halo」や「ギアーズ・オブ・ウォー」シリーズなど、最近の海外ゲームは「to be continued...」で終わるものが多くありますが、あれもある意味では複数巻構成型と言えるかもしれません。もしも「1章だけ2000円、続きは1章あたり1000円」というゲームがあったら皆さんは買いますか? それとも買いませんか?

画像 @R_NikaidoさんによるTogetterまとめ
画像 複数巻構成型の先駆けとなった「エルドラドゲート(1巻〜7巻)」。隔月で新しいエピソードが販売されるという形態が斬新でした

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