これがダークサイドの味……ダース・ベイダーコーヒーを飲んでみた編集部員暗黒面へ

ダース・ベイダー卿が好むというコーヒーを入手した編集部。早速飲んでみた。

» 2012年02月02日 13時26分 公開
[ITmedia]
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 暗黒卿ダース・ベイダーがよく飲むというコーヒー「Dark Side Roast Coffee」(ダークサイド・ローストコーヒー)」がなんとこの地球で売られている。アメリカ限定販売のこの一品を、編集部は現地のエージェントを通じて入手することができた。早速味わってみよう。

コーヒー、ココア、緑茶の缶入り3点セットとしてオンラインショップThinkGeekで売っている

 ダークサイド・ローストコーヒーは、「Breakfast Beverages Set」としてヨーダの緑茶、ホスのココアと3点セットで売られている。早くダークサイドを味わいたいと気持ちははやるが、お楽しみは最後にとっておいて、ほかの2つから飲んでみる。

 まずはホスのココア。ホスと言えば、反乱同盟軍が基地を置いた雪の惑星。ココアの入った缶にはチューバッカが湯気の立つマグカップを持っている絵が描かれている。毛がふっさふさのチューバッカでも温かいココアを飲みたくなるほど寒いとは、雪の惑星恐るべし。

ホスのココア。チューバッカさんが寒そう

 反乱同盟軍のエコー基地で飲まれているというココアは、お湯に溶かすだけですぐにできあがる手軽さ。いつ敵がやってくるか分からない状況で、手早く調理できるのはポイントが高い。寒い土地でのエネルギー源として、砂糖たっぷりの激甘な味になっているのではないかと思いきや、意外にも甘さは控えめ。べったりした感じもなくおいしい。ほかほかと温まるし、これなら寒い中でも帝国軍と戦う気力がわいてきそうだ。

割とあっさり味。おいしゅうございました

 お次はヨーダの緑茶。ヨーダが隠遁生活を送る惑星ダゴバのジャングルの奥深くで取れた「銀河で最もおいしい緑茶」だ。見た目は普通の緑茶っぽい。渋みはそれほど強くなく、味も香りも日本茶というより中国茶のような感じがする。原材料欄を見ると、抹茶、グリーンプーアル、白牡丹(白茶)と書いてある。

ヨーダの緑茶。フォースで茶わんが浮いてる!

 初めは日本の緑茶をイメージしていたので違和感があったものの、中国茶と分かってしまえば気にならない。「銀河で最もおいしい」かどうかは意見が分かれるところだが、さほどクセもなく、おいしくいただける。気分が落ち着いて、瞑想の1つや2つしたくなってくる。「ライトサイドのフォースを感じる」とつぶやいた編集部員もいたとかいないとか。

落ち着く味でした

 そしていよいよ真打ち、ダース・ベイダーのダークサイドコーヒーの登場。コーヒーメーカーを使って入れる本格仕様だ。お湯を注ぐだけではなく、一手間かかるところがさすが暗黒卿のコーヒー。ストームトルーパーが豆を焙煎してひいた「ダークサイドの真の味」というが、お味は……。

迫力のパッケージ。卿からこんなふうにカップを差し出されたら飲まないわけにはいきません
いい香りです

 むむっ、これはうまい。コクがあって苦味が効いていて、気分がしゃっきりしてくる。これがダークサイドの味なのか。「シスの暗黒卿が新たなデス・スター建設を企てているときによく飲んでいる」そうだが、確かに目がさえて宇宙征服の妙案が浮かびそうだ。「これはうまい」と編集部員にも評判で、みんなごくごく飲んでいる。「みなぎってきた」「仕事が捗る」と絶賛の声。捗るのはいいことだけど、もしやみなぎってきたのはダークサイドのフォースでは……。な、なんと……

暗黒面に落ちました

 編集部がダークサイドに落ちてしまった。

 闇のコーヒーの飲み過ぎには気をつけよう。

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