たった5分で体のコリ解消!オフィスでできるヨガの先生直伝の簡単ストレッチ【眠気撃退!編】最近体がガチガチ、そんなときに……(7)

オフィスでついウトウト……そんなときにぴったりの眠気と戦うストレッチを伝授します。オフィスの席で座ったままで、眠気撃退!

» 2013年04月03日 11時26分 公開
[ITmedia]

 ヨガインストラクターなつみ先生に、オフィスでできるストレッチを教えてもらう本連載。今回は、ポカポカ陽気が気持ちいいこの季節、オフィスでついウトウト……なんて時にもぴったりの、眠気と戦うストレッチを教えて教えてもらいました!

 「自律神経には2種類あり、午前中や元気な時には交感神経が、夜になって元気がなくなってくると副交感神経が優位になります。シーソーのようにどちらかが上がると、どちらかが下がる仕組みです。そして、眠いときというのは、まさに副交感神経が優位になっている状態。神経のたくさん通っている背中を動かし、交感神経を働かせることで、副交感神経を抑えて、眠気とおさらばしてしまおうという原理です」(なつみ先生談)

 確かに、元気がないときも、背中が丸まってしまっているように思います。ふむふむ。では、さっそく眠気と戦うストレッチをご紹介します。

1. 背中と胴体を上下に伸ばす

 息をゆっくり吸い込みながら、大きく伸びをしましょう。ポイントは腕をあげ上に伸びるのと同時に、お尻を椅子に密着させるように下にも伸ばすことです。このとき手はパーに開いていても、グーで閉じていてもどちらでも構いません。自分の気持ちのよいポイントを見つけてみてください。

 ストレッチをするときは、伸ばしている部分を意識することがとても大事です。背中や肺のまわり、胴体全体の伸びを感じながら行いましょう。

日を浴びて伸びをすると、朝の目覚めもすっきり

2. 体の側面を伸ばす

 まず、両腕を頭上で組みましょう。次に、一度息を大きく吸い込み、吐き出しながら左側に倒します。先程と同様、この時、お尻を椅子と密着させるように下にも引っ張ることがポイントです。お尻にも力を入れることで、脇腹の伸びをより強く感じることができるでしょう。右側も同様に行いましょう!

息を大きく吐きながら横に倒します

3. 背中をひねる

 さて、いま一度姿勢を正しましょう。息を大きく吸い込みながら背筋を伸ばします。そこからもうひと呼吸。息を吸い込み、ゆっくり吐き出しながら、体を90度ひねります。この時も、お尻に椅子にくっつけ、姿勢を保ちながら行うことがポイント! 背骨を軸に、お肉をねじっていくようなイメージです。椅子の肘置きなどをつかむと安定しやすいのでオススメです。目線を落とさないようにも気をつけましょう!

姿勢を正したまま、体をひねります。脇腹にも効く!
NG! お尻ごと動いてしまっては効果がありません

おまけ:眠くなったら背筋を伸ばす!

 長引いた会議中ついウトウト……など、どうしても寝てはいけない場面で強烈な眠気に誘われてあわや大惨事、なんてことはありませんか? かつては企業に受付嬢として勤めていたこともあるなつみ先生曰く「眠たいときは背筋を伸ばす!」のが、効果テキメンだとか。背中の力が抜けていると、副交感神経が優位になって、余計に眠くなってしまいます。そんな時は、大きく深呼吸をしながら姿勢を正しましょう。そういえば、いい姿勢を保ちながら寝ている人なんて、見たことがありませんね。

受付嬢時代をほうふつとさせる完璧なスマイルのなつみ先生

 いかがでしたか? 今回は、オフィスの席で座ったままできる、眠気撃退のストレッチを教えてもらいました。背筋を伸ばして眠気と戦っていたら、正しい姿勢が意欲的に仕事に取り組んでいるように見えて、上司からの評価もUP――なんてことも!? 眠いときだけではなく、なんとなくやる気がでないとき、気分を切り替えたいとき、ぜひ試してみてください。では、次回もお楽しみに!

取材協力 / ヨガインストラクター なつみ

取材・撮影・文 / 橋本紗友里(HUSH


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2407/24/news014.jpg 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  2. /nl/articles/2407/25/news017.jpg 「これが生えたら庭終了」 プロも降参する“何をやっても全部ムダな最恐雑草”の正体が400万再生「ほんとこれ厄介」「土ごと変えないと不可能」
  3. /nl/articles/2407/26/news151.jpg イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
  4. /nl/articles/2407/25/news012.jpg 夜、山中の側溝をのぞいてみたら…… 思わず声がもれる“あらぬ生物”の姿に「ヤバいw」「生で見てみたい」
  5. /nl/articles/2407/25/news007.jpg 水槽の中で卵を発見→慎重に見守って1カ月後…… 小さな命の誕生に飼い主も視聴者もメロメロ「まじで可愛すぎるほんとに可愛い」
  6. /nl/articles/2407/25/news138.jpg 「お父さんはママのオタクだった」 母親が「元・おニャン子」のタレント、アイドルとオタクが“つながっちゃいけない理由”を問いかける
  7. /nl/articles/2407/25/news050.jpg 「立体的に円柱を描きなさい」 中1の“斜め上の解答”に「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」
  8. /nl/articles/2401/26/news015.jpg スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  9. /nl/articles/2407/26/news119.jpg 工藤静香、15歳の愛犬が天国へ 感謝の言葉つづるも……「泣いてばかり」「心が追いつかない」と悲痛な思い
  10. /nl/articles/2407/26/news008.jpg 外国人が来日して“3年後”…… マクドナルドの“オーダーの変化”に「胃袋が日本人のそれなんよw」とツッコミ
先週の総合アクセスTOP10
  1. プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
  2. 6年間外につながれっぱなしだったワンコ、保護準備をするため帰ろうとすると…… 思いが伝わるラストに涙が止まらない
  3. 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
  4. 赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」
  5. ダイソーで買った330円の「石」を磨いたら……? 吸い込まれそうな美しさが40万回表示の人気 「夏休みの自由研究にもいいのでは?」
  6. 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
  7. もう笑うしかない Windowsのブルースクリーン多発でオフィス中“真っ青”になった海外の光景がもはや楽しそう
  8. アジサイを挿し木から育て、4年後…… 息を飲む圧巻の花付きに「何回見ても素晴らしい」「こんな風に育ててみたい!」
  9. スズメの首は、実は……? 「心臓止まりそうでした」「これは……びっくり!」“真実の姿”に驚愕の声
  10. 【今日の計算】「8×8÷8÷8」を計算せよ
先月の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  3. 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
  4. 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  5. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  6. かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  7. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  8. 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
  9. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  10. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」