未婚男性の3割以上が恋人の携帯チェック経験アリ! この行為、果たして許される?モテ機 Vol.47

見るものではないと分かっていながら、恋人の携帯をチェックした経験はないだろうか。これってどうなの? ダメだよね……。

» 2013年04月08日 09時44分 公開
[池田園子,ねとらぼ]

 マカフィーが20〜39歳の男女に実施した「2013年版 恋愛、人間関係、テクノロジーに関する調査」によると、全体の3割が「交際相手や配偶者のスマートデバイスの通話記録、メール、写真をチェックしたことがある」と回答したことが明らかになった。特に未婚の男性では3割以上がチェック経験アリだという。意外と高い数字に驚きながら、女子にこの話をしてみた。

携帯ほど「個人」的なものはない

 「えーっ」「ナイワー」「信じられない」など、それ相応のブーイングが起こることを予想した上で、女子に意見を聞いてみた。都内のIT企業で働く27歳の女子も「ダメだって!」と心から嫌がっている様子だ。「携帯に見て楽しい情報なんてひとつもないよ。恋人がいても男友達とは連絡を取るし、メールで親しげな会話を交わしてるから。だから見ないで」と話す。「もし恋人がこっそり携帯を見ていたとしたら? そんな女々しい男とは別れる」とスッパリ。なかなか厳しいが、携帯ほど「個人」を表しているものって、イマドキなかなかない。まだ携帯が存在していなくて、日記帳がメインストリームにあった時代には、日記帳が「個人」そのものだったとは思うけれど。

 同じくIT企業で働く29歳女子は「携帯を勝手に見る=自信のなさ、なのでは?」と指摘する。恋人から愛されている自信がある男子は、そんなことをしないというのが彼女の持論。「自信のない男はイケてないふうに見えるので、携帯は見ないほうがいい」と話す。確かに「コソコソ見てる感」は“残念な男っぷり”を高めてしまうので注意が必要。

リアル経験談! 携帯チェックがケンカや別れに発展

 メーカーで働く30歳の女子は「昔付き合っていた人に携帯を見られて『この写真の男、誰?』と追及されたことがある。こっそり行った合コンで隣合った男子と撮った写真だった。でも携帯を勝手に見た上に、さらにキレる人だとは思わなかった。逆に私も『ていうか、なんで私の携帯見てるわけ?』とキレましたが」と苦笑する。その後、しばらくして破局したらしい。

 「元カレの写真が携帯に残っていたことで、最近彼がヤキモチを焼いてきた。正直ウザいというか、勝手に携帯見るなよと思う」とイライラを告白するのは、デザイン事務所で働く28歳の女子。確かに終わったことでグチグチ言われても困る……。そのことで当然ケンカになったという。そのほか「お風呂に入っている間に、テーブルの上に置いていた携帯の位置が明らかに変わっていた」「画面を拭いてキレイにしていたのに、ベッタリと指紋がついていたので、彼氏が携帯を見ていることがハッキリと分かった」と話す女子も。いずれもケンカや別れの原因になっているというから、彼女の携帯を見るのは本当にやめた方がいい。

悲しい! 「人を信用できなくなる」弊害も……

 では、携帯を見ても何も言ってこない男子、こちらにバレないように密かに見ている男子であればどうだろうか。これに対して出版社で働く27歳の女子は「一番タチが悪い」と斬る。「元カレが携帯を見ていることに、まったく気づかないで1年過ごしていた。別れ際になってそのことを持ち出されて、本当にびっくりしたし怖かった。携帯なんて見ない人だと信じていたので、裏切られた感がスゴかった」と話す。何年も密かに恋人の携帯をウォッチし続けてきた結果、イライラが噴き出てしまったケースなのだろう。携帯を見る度に逐一怒る男子よりも、こっちの方が断然怖いかも。それを機に携帯には必ずパスワードをかけたり、恋人の目の届くところには携帯を置かなくなったという。そこまでして「防御」しないといけないなんて……ちょっと悲しい。もっと人を信用したいよ! しかし、3割が恋人の携帯を見るというデータが存在する以上、これは仕方のないことなのかもしれない。

 恋人の携帯をチェックして情報を得るのではなく、リアルなコミュニケーションを図りながら、普通の情報交換をしていただきたいものだ。

関連キーワード

モテ機 | 女子 | 恋人 | 男子 | McAfee(マカフィー)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2504/27/news062.jpg 49歳病没の大宮エリーさん、生前開催の個展で「体調も万全でなかったので不安」 3カ月前には苦しげな姿も「声が出にくい」
  2. /nl/articles/2504/22/news120.jpg 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ → 2年後は…… 涙が出るほど尊い光景に「眼福」「素敵すぎる」 さらに1年後、ママに話を聞いた
  3. /nl/articles/2503/28/news169.jpg “有吉弘行も大ファン”の「伝説の女装愛好家」が死去 亡くなる2日前に「志半ばにして逝きますが燃え尽きる思い」とメッセージ
  4. /nl/articles/2504/25/news022.jpg 足の悪い母のため、庭に作った小道→100均アイテムで雰囲気ガラリ 天才アイデアに「すごい!」「真似します」
  5. /nl/articles/2402/15/news021.jpg 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. /nl/articles/2504/26/news004.jpg ケガして動けないエビのため半年間、口元にエサを運んで介護したら…… 「びっくり」「不思議」まったく予想外の変貌に大反響
  7. /nl/articles/2504/27/news031.jpg くたびれたユニクロのトレーナー、余った毛糸をザクザク縫っていくだけで…… 「なんて素敵」驚きのリメイクに「これならできそう!」
  8. /nl/articles/2504/27/news022.jpg “食べよう”と思っていたヤマメを、ドラム缶で育て始めて4年後…… 驚きの姿に「でっけえ」「もう家族ですねぇ」
  9. /nl/articles/2504/27/news027.jpg 「今まで味わったことない」 ワークマンの“最強暑さ対策”ジャケットに称賛続出 「はじめは信じられなかったけど……」
  10. /nl/articles/2504/24/news021.jpg ママ「昔は可愛かった」→娘は疑っていたが…… 1171万再生された当時の姿に「女優レベルやん」「元モデルは強すぎる」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「成長したらそのうち襲ってくる」と言われたワニ、16年後……→ 280万回再生を突破した驚きの姿に「初めて見た」の声
  2. 【大阪万博】皇后さま、帽子から靴までブルーとピンク 天皇陛下のネクタイと“連日おそろいコーデ”
  3. 飲み終えた“コーヒーかす”→捨てずに石と混ぜると、1カ月後…… 「感動」目からウロコの裏ワザに「やってみよう」
  4. 人里離れた山にカメラを設置→1週間後…… 「なんで?」映っていた“意外すぎる住人”に「笑った」「実在していたのか!」
  5. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  6. 「ウソだ…」「言葉が出ない」 幼少期から絵を描き続けた少年→15年後…… 大人になって描いた絵が100万再生【海外】
  7. 湘南の砂浜に打ちあがった“超危険生物”を飼育したら…… 貴重な姿に「初めて見ました」「かっこいい」と大反響→2年後の現在について話を聞いた
  8. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」話題になった飼い主に聞いた
  9. 万博「ミャクミャク」記念500円硬貨、金融機関での「品切れ」&高額転売相次ぐ…… 5倍以上の金額で出品される事態に
  10. マクドナルド、次回ハッピーセットコラボに「争奪戦すごそう」 品切れや転売の懸念も「1個でいいから欲しい」「たくさん作って」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  2. 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
  3. 「本当に迷惑」 宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議…… ヤマト運輸「配布中止申し入れ」
  4. 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
  5. 雑草ボーボーの運動場に“180羽のニワトリ”を放ったら…… 次の日、まさかの光景に「感動しました」「すごい食欲」
  6. 40歳・女性YouTuber「18年間、脇毛を処理していない」→“処理しない理由”語る 「脇のみならず……」
  7. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  8. 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
  9. Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
  10. 使わない靴下をザクザク切って組み合わせると…… 目からウロコの再利用法が2500万再生「とてもクリエイティブ」【海外】