遺灰を載せた人工衛星を打ち上げる「宇宙葬」開始 衛星の現在地はアプリで確認

米国のエリジウムスペースという企業が日本でもサービスを開始。さあ、宇宙へ還ろう。

» 2013年10月01日 16時26分 公開
[ねとらぼ]

 米Elysium Space(エリジウムスペース、本社サンフランシスコ)は10月1日、遺灰の一部をカプセルに収めて宇宙へ打ち上げる宇宙葬サービスを日本で始めた。カプセルを搭載した人工衛星は数カ月間、90分に1周の周期で地球を周回する。最初の打ち上げは来夏を予定している。

画像 サービスイメージ

 衛星の位置は同社のスマートフォンアプリで確認できる仕組み。数カ月の周回の後、大気圏へ再突入し「流れ星となって」燃え尽きる。そのため宇宙ゴミになることがなく、環境にも優しいとしている。

 価格は1990ドル。同社は今後も「様々な形で、宇宙を活用した葬送サービスを、誰にでも購入可能な価格で提供し、宇宙へそして地球へ還るコンセプトで、さらなる葬送の自由を提供してまいります」とコメントしている。

画像 専用のスマホアプリ
画像 社名のエリジウムはギリシャ神話に登場する英雄のための死後の楽園から名付けた。2013年設立

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議