ぼよよ〜ん! 15キロの巨大ボールをかぶって走り回る「バブルサッカー」やってみた
ビニール製の巨大なボールを上半身にかぶってサッカーをする「バブルサッカー」に初挑戦しました。
ビニール製の巨大なボールを上半身にかぶってサッカーをする「バブルサッカー」が日本に上陸したのは既報の通り。もともとはヨーロッパのバラエティ番組から生まれたスポーツだ。その記念すべき最初の大会にさっそく参加してきた。現在、3月、4月の大会のエントリーも募集している。
バブルサッカーのルールは基本的にはフットサルと同じ。ただし、キーパーを決める必要はない。チーム内全員等しく上半身はバブル状態になっていて手を使えないため、ゴールを守るときは体当たりで弾き飛ばすなどして守る。バブルサッカー特有の反則ルールとしては、以下がある。
- ヘッドイン:バブルの中に、頭の穴からボールが入ってしまうこと。ほかのプレイヤーがボールを触れなくなるので、試合を一時中断する。
- バブルアタック:バブルで相手に体当たりをすること。ボールを持っている人へのアタックはOK。ボールが関係ないところではNG。
今回は8チームの総当たり戦。ルール説明が終わると、さっそく試合が始まった。
まずは各々がバブルを着る。バブルの高さは1.2メートルほど、そして重さはなんと15キログラムもある。
そして、背負って立ったときに首のあたりにくる取っ手を両手で持つ。
全員がバブルを装着したら、チームのゴール前に陣取る。笛が鳴ったら、コートの真ん中に置かれたボールを目指して走る。ボールを触った瞬間から試合スタート!
が、とにかく視界が悪い。そして、重くて走るどころではない。小走りでボールの近くをうろうろするのがやっとだ。
ただ、このバブルの重さゆえに、男女の力の差があまりなくなっていたのは特筆すべき点だ。もちろん、男性のほうが重いバブルを着て俊敏に動けるが、それにも限界があるため、そもそもの試合の動き自体が普通のフットサルよりも遅い。また、自分の目の前にボールが来たとき、これまたバブルの重さゆえにすぐに奪われることはないので、運動が苦手でも役に立てる。
そして、注意事項としては、あまり変に凝った動きや作戦をやろうとするよりも、普通にフットサルをするつもりで挑んだほうが、結果的に楽しくなる。筆者のチームは、バブルを装着して気持ちが高ぶるあまり、「1つのボールを全員で取り囲んで、バブルの面積で入り込めないようにしてそのままゴールまで歩こう」「この試合では走らずになるべく転がってみよう」などと、試合ごとにバブルを生かしたプレイをしようとしたものの、どれもイマイチうまくいかなかった。
思った以上にバブルを手のひらで転がすのは難しいのだ。ボールを目がけて真剣にプレイする中で、互いのバブルがぶつかり合って吹っ飛んだり、飛んできたボールをたまたまバブルで弾いたり、そんな偶発的なものが一番ゲームを面白くしていた。バブルは操るものではない。操られるものなのである。
朝井麻由美(@moyomoyomoyo)は、体当たり取材・イベント取材を得意とするフリーライター。一風変わったスポットに潜入&体験した記事は100本を超える。主に「週刊SPA!」や「DIME」などの男性誌で執筆するほか、「日刊サイゾー」ではB級スポットを巡る「散歩師・朝井がゆく!」を好評連載中。ゲームと雑貨とパズルが好き。コスプレするのもわりと好き。ウニとイチゴがあればだいたいご機嫌。
関連記事
- 欧州人気の「ボール人間」になってサッカーする「バブルサッカー」が日本初上陸 記念大会の参加者を募集中
巨大ビニールボールをかぶってぶつかり合ったり跳ねたりして遊ぶ変則的サッカーが、いよいよ日本でも遊べる。 - ボールと一緒に選手も転がる「バブルサッカー」が面白そう
欧州を中心にブーム到来中。 - 世界一普通の店員が似合うサッカー選手誕生 イニエスタが店員になりすますドッキリやってみた動画
サッカーと同じくらい接客がうまい。 - サッカー選手は感覚だけでボールを操れるのか 視力0.1以下の選手が裸眼でサッカーに挑戦する「U-0.1選手権」
お茶目なシーン満載。 - ボールとトモダチすぎるだろ ブレイクダンスみたいな足技のストリートサッカー選手が超カッコイイ
野生のネイマール。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
-
プロ警鐘「エアコン、夏が終わったらコレやらないと……」が530万再生 水漏れや“内部のスライム化”を防ぐコツが目からウロコ
-
“医療ミス”で両頬に大きな火傷 「鏡見るたび涙が止まらない」フォロワー24万人のモデルが悲痛の声 「周りの目が怖い」
-
「平成に戻っちゃった」 マクドナルドが「まさかの内容」を投稿→“ネット老人会”のみなさんが思わず二度見
-
実家からヤバそうな「母のイチオシ」段ボールが届く→開けてみると…… 胸がじわっとあたたまる裏切りに「母様 最高」「愛がいっぱい詰まってる」
-
母が高校生娘に作る“モザイク弁当”をのぞくと…… 325万再生の芸術のような美しさとおいしそうな見た目に驚き
-
「こんなことになるなんて」 安全靴を購入→10分もしないうちに…… 買った直後に起きた“まさかの事態”に騒然
-
炊飯器いっぱいに炊けまくった米…! 「5.5合炊いて」が生んだ悲劇に「全米が泣いた」「笑いすぎてしんどい」
-
【今日の計算】「5−5÷5+5」を計算せよ
-
タリーズECサイトでクレカ情報5万件以上流出か 不正アクセスで……「深くお詫び」
- ネットで大絶賛「ブラウニー」にカビ発生 業務スーパーに7万箱出荷…… 運営会社が謝罪
- 「全く動けません」清水良太郎がフェスで救急搬送 事故動画で原因が明らかに「独りパイルドライバー」「これは本当に危ない!!」
- トラックがあおり運転し車線をふさいで停車…… SNSで拡散の動画、運転手の所属会社が謝罪
- 「ヤヴァすぎる!!」黒木啓司、超高級外車の納車を報告 新車価格は5000万円超 2023年にはフェラーリを2台購入
- そうはならんやろ “ドクロの絵”を芸術的に描いたら…… “まさかのオチ”に「傑作」の声【海外】
- 「ウソだろ?」 ハードオフに3万円で売っていた“衝撃の商品”に思わず二度見 「ヤバいことになってる」
- 「結局こういう弁当が一番旨い」 夫が妻に作った弁当に「最強すぎる!」「絶対美味しいビジュアル」
- “メンバー全員の契約違反”をライブ後に発表 異例の脱退騒動背景を公式が釈明「繋がり行為などではなく」
- 「言われる感覚全く分からない」 宮崎麗果、“第5子抱いた服装”に非難飛び……夫・黒木啓司は「俺が言われてるのかな?」
- 大沢たかお、広大プールを独り泳ぐ“バキバキ姿”が絵になり過ぎ 盛り上がる筋肉の上半身に「50代とは思えない」「彫刻みたい」
- “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
- 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
- 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
- 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
- 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
- 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
- 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
- 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
- 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
- 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声