「円谷英二 特撮の軌跡展」開催 ウルトラマンのスタジオセットを大ジオラマで再現

初公開の怪獣倉庫やバルタン星人登場の合成映像体感コーナーも。

» 2014年02月27日 18時38分 公開
[ねとらぼ]

 「日本初の怪獣特撮60周年」を記念したイベント「円谷英二 特撮の軌跡展 『ウルトラQ・ウルトラマン・ウルトラセブン』特撮の神様が遺した宝物」が4月2日から4月14日まで、新宿高島屋(東京都渋谷区)で開催される。特撮の小道具やコスチューム、怪獣の展示、合成映像体感コーナーなど、特撮の魅力を余すことなく体感できる。

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 ウルトラシリーズを生み出し「特撮の神様」と呼ばれている円谷英二さんの生涯をたどり、“特撮誕生の現場”を紹介していく。故郷の福島県須賀川に住んでいた頃からの貴重な愛用品や東宝映画の監督時代に残した自筆の日記、撮影小道具などが展示される。

 「ウルトラマン」第19話「悪魔はふたたび」(ウルトラマンとアボラスが国立競技場で戦うシーン)のスタジオセットも、大ジオラマで初めて再現する。カメラや照明、美術造形などを配置し、360度全方向から見学できるようになる予定。そのほかにも「ウルトラQ」の小道具や撮影シーンのパネル展示、「ウルトラマン」科学特捜隊作戦室のコンソールパネル再現、ジェットビートルの中に入れるコーナー、バルタン星人が出現する合成映像体感コーナー、特撮で使用する怪獣を保管していた「怪獣倉庫」の再現など、企画は盛りだくさんとなっている。

画像 「ウルトラマン」第19話の撮影現場を大ジオラマで再現

 4月4日午後6時30分からは円谷さんと縁のある「ウルトラマン」でアラシ隊員、「ウルトラセブン」でフルハシ隊員を演じた毒蝮三太夫さんと、「ウルトラセブン」でアンヌ隊員を演じたひし美ゆり子さんのトークイベントも開催。併設されるミュージアムショップ「特撮百貨店」ではフィギュアなどのグッズを販売する。開催記念品として4階「ゴールドショップ」では「純金のウルトラセブン」や「純金のカネゴン」を発売する。

画像 「純金のカネゴン」中サイズは108万円。全高約12センチメートル、重さ約50グラムで、限定18体

 会場は新宿高島屋11階。時間は午前10時から午後8時まで(ただし4月4日・5日・11日・12日は午後8時30分まで、最終日14日は午後6時まで)。最終入場は各日閉場時刻の30分前。入場料は一般800円、大学生・高校生600円(すべて税込)、中学生以下は無料。

(C)円谷プロ


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