ユニーク企画で知られる札幌の書店「くすみ書房」が6月21日で閉店 閉店を惜しむ声が続々と寄せられる
筆者の青春はくすみ書房で培われたと言っても過言ではないっ……(涙)。
» 2015年06月12日 09時30分 公開
[あまにょん,ねとらぼ]
ユニークなフェアを開催するなど、大型書店とはひと味違う街の本屋さんとして全国的に注目されていた札幌のくすみ書房が、6月21日に閉店することになりました。
くすみ書房は、1946年に札幌市西区で創業した書店です。街の本屋として長年営業していましたが、1999年頃より売り上げがダウン、閉店の危機に見舞われます。そんな中、傑作なのに売れていない本にスポットライトを当てた「なぜだ!? 売れない文庫フェア」や、中学生向けに特化したコーナー「中学生はこれを読め!」など、一風変わった企画で注目を集めました。2009年には厚別区に店舗を移転、友の会「くすくす」やクラウドファンディング、新発想の店舗を作るプロジェクトなど、大型書店にはないユニークな企画で話題となりました。
今回の閉店は10日夜にTwitter(@kusumishobo)・FacebookおよびWebサイトにて告知されました。Webサイトなどでくすみ書房を裏方として支えていたフォトグラファーのクスミエリカさんは、閉店が決まったのが突然だったこと、ニュースになる前にサイトを更新し、お知らせしたかったと語っています。
一方、くすみ書房閉店を知った人たちは「残念」「悲しい」「閉店まで応援する」など、様々な反応が。閉店のニュースが出た後、たくさんの人が訪れているとの情報も出ています。
なお、6月11日より、閉店セールとして文具を3割引で販売するとのこと。閉店前に私も行きたかった……!(涙)
(あまにょん)
advertisement
関連記事
- リブロ池袋本店が7月20日に閉店
40年の歴史に幕を下ろす。 - 2015年、本屋大賞は「鹿の王」 著者は上橋菜穂子さん
「命の教科書」とも言われています。 - 「いないいないばあ」「ちいさいモモちゃん」の児童文学作家・松谷みよ子さん死去
幼いころに「いないいないばあ」を読んでもらった、大人になって赤ちゃんに読み聞かせたという人も多いはず。 - 「日本タイトルだけ大賞」2014年度の受賞作発表 大賞「人間にとってスイカとは何か」、残念賞「永遠のエロ」
手に取りたくなるタイトルばかり。 - 1億9440万円の稀覯本出品! 「ABAJ創立50周年記念国際稀覯本(きこう)フェア2015」がやってくるぞー!!
ファンにはたまらないイベントです。 - ジュンク堂書店が丸善書店に吸収合併、「丸善ジュンク堂」書店が誕生
2015年2月ジュンク堂書店は解散する予定。 - 校正のプロが作る本屋さん……気になるな! 校正・校閲の鴎来堂が神楽坂に「かもめブックス」オープン
コーヒーも飲めて、ギャラリーもあって。楽しそう! - こたつで本が読める本屋さん――書店の枠を飛び越えた天狼院書店に行ってきた
こたつに入ってまったりと本を読む。そんな至福の時が過ごせる本屋さんがありました。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
-
「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
-
鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
-
【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
-
おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
先週の総合アクセスTOP10
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」