ニュース
» 2015年11月03日 14時15分 公開

なんだこのハイソなワンダバ! ウルトラマンシンフォニーコンサートが予想以上に涙腺刺激

あのヒーローソングが壮大な管弦楽に! 世界に1つの特製バイオリンは78万円だと……?

[ADAKEN,ねとらぼ]

 ウルトラマンシリーズほか円谷プロの歴代作品のテーマ音楽などをフルオーケストラによる壮大な演奏で届ける「ウルトラマンシンフォニーコンサート2015」が11月2日、池袋・東京芸術劇場で行われました。

壇上にはウルトラマンも応援に (C)読売新聞社 何だこの絵 (C)読売新聞社

 「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」のテーマソングというと、誰でも口ずさめるような耳慣れた音楽。それを管弦楽による大迫力の演奏で聞けるとは! ぜいたくすぎて鼻血ものです。

ウルトラマンシンフォニーコンサート2015 指揮棒持ってる!

 演奏曲は「ウルトラマンの歌」に始まり、昭和、平成、そして現在放送中の「ウルトラマンX」に至る全シリーズのテーマソングをメドレーで披露。「ウルトラQ」「快獣ブースカ」「ミラーマン」「怪奇大作戦」に「マイティジャック」など、オールドファンには涙ものの楽曲も演奏されました。

 そして、ウルトラミュージックといえば忘れてはいけない、防衛チームのテーマ曲、いわゆる「ワンダバ」の歴代曲を立て続けに演奏するというファンにはたまらないセットリストが次々に再現されました。「ウルトラマンシンフォニーコンサート」は毎年この時期に開催されていますが、今回はボーカルを抜きにして楽器による演奏ならではの妙味を強調した構成が特徴的です。

ウルトラマンたちが活躍する映像をバックにオーケストラの演奏が響く (C)読売新聞社平成ウルトラの音楽はロック調をアレンジ (C)読売新聞社 歴代ウルトラミュージックの共演をあらためて聞き入ると、昭和の作品には重厚感が強調されていたのに対し、平成以降、特に最近の作品ではロック調の節回しが目立つなど、時代による変化も (C)読売新聞社

 さらにオーラスでは、オリジナルに再編集されたウルトラマンのストーリーのフィルムに合わせ、場面ごとの劇伴を組み合わせて物語を進めていく「ウルトラマン交響曲」を披露。15分におよぶ大作で、思わず熱いものがこみ上げます。

 ヒーローソングと交響曲の組み合わせはミスマッチと思われる方も多いかもしれませんが、こと円谷作品に限っては必然の組み合わせ。というのも、「ウルトラセブン」や「帰ってきたウルトラマン」などの音楽を手がけた冬木透氏は、蒔田尚昊の名義でクラッシック方面でも著名な作曲家で、「ワンダバ」も彼の手によるもの。ほかの特撮作品と一線を画するウルトラ世界の重厚感を生み出す下地にこうした高尚な音楽があるのです。冬木氏は「宇宙の壮大さを音楽で創りだしてほしいとの依頼で曲を書いた」と当時のエピソードを明かしました。

(C)読売新聞社 (C)読売新聞社

 コンサートの進行役には「ウルトラマン」で科特隊のフジアキコ隊員を演じた桜井浩子さんが登場。演奏の合間には、「ウルトラマンX」の田口清隆監督、「ウルトラマン」のメイン監督の飯島敏宏氏、冬木透氏、さらに「ウルトラセブン」のアンヌ隊員役のひし美ゆり子さんがゲストとして登場。飯島氏は「撮っていた当時はこんな立派な劇場で映像が流れるなんて想像すらしなかった」と、来年で50週年を迎えるウルトラマンの人気ぶりにあらためて感心した様子でした。

一品物のウルトラバイオリン。価格78万円も抽選販売に 一品物のウルトラバイオリン。価格78万円も抽選販売に

 また、今回のコンサートを記念し、ウルトラマンカラーをあしらった世界に1つの特製バイオリンも製作。会場内で販売され、お値段なんと78万円、ウルトラマンの故郷・M78星雲にちなんだものです。希望者多数の抽選により、無事1人のファンの手元に。その前に、アンコールでこのバイオリンを使い「ウルトラマンの歌」を演奏し、コンサートは無事大団円となりました。

ウルトラバイオリンで「ウルトラマンの歌」を演奏中(C)読売新聞社 ウルトラマンからの熱い視線を受けながらウルトラバイオリンで「ウルトラマンの歌」を演奏中(C)読売新聞社

 一夜限りの特別な演奏会でしたが、協賛者にはWOWOWも名を連ねており、いずれ映像ソフト化されるかも。朗報を期待しましょう。

ADAKEN

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2108/03/news132.jpg 海外記者「最高のコンビニアイスを発見した」 森永チョコモナカジャンボ、ついに世界に見つかってしまう
  2. /nl/articles/2108/03/news016.jpg 柴犬「ぬれるのイヤ〜!!」→その後の行動に爆笑 飼い主のズボンでゴシゴシ顔をふくワンコが面白かわいい
  3. /nl/articles/2108/03/news073.jpg 「四千頭身」石橋、体操銅メダルの村上茉愛とは“かなり仲良い友達” 「結構前の写真」投稿も別箇所に注目集まる
  4. /nl/articles/2108/02/news119.jpg タクシー相手に「あおり運転」繰り広げたミニバン 巻き込まれて急停止したトラックから泥化した土砂がドシャアと降り注いで破壊される
  5. /nl/articles/2108/03/news029.jpg もしや女として見られていない? 突然の別れ話に「勝負メイク」で抵抗する漫画 彼氏の言葉がじんと響く
  6. /nl/articles/2107/09/news134.jpg 「全ての支出を一度見直してみました」 小倉優子、“食費15万円”の反響を受けて節約生活スタート
  7. /nl/articles/2108/03/news007.jpg 暑い日、ミツバチご一行が手水舎に訪れ…… 専用水飲み処を作った神社の対応に「素敵」「優しいお宮さん」の声
  8. /nl/articles/2108/02/news111.jpg 「うちの子に着せたい」の声殺到 五輪会場で編み物をしていた英金メダリスト、作っていたのは「ワンちゃんの服」
  9. /nl/articles/2108/02/news038.jpg 「実は私…人の心が読めるの」クラスメイトから突然の告白、その真意は? 全部バレちゃう漫画がキュンとなる
  10. /nl/articles/2108/03/news102.jpg 小倉優子、週刊誌報道に「当たり前ですが、私の働いたお金で生活しています」 7月に月の食費「15万円」と公表

先週の総合アクセスTOP10

  1. 「くたばれ」「消えろ」 卓球・水谷隼、SNSに届いた中傷DM公開&警告「然るべき措置を取ります」
  2. 「貴さん憲さんごめん。いや、ありがとう」 渡辺満里奈、とんねるずとの“仮面ノリダー”思い出ショットが大反響
  3. 怖い話を持ち寄って涼もう→「オタバレ」「リボ払い」 何かがズレてる怪談漫画がそれはそれで恐ろしい
  4. おにぎりパッケージに四苦八苦していた五輪レポーター「日本の素晴らしい人々に感謝」 大量アドバイスで見事攻略
  5. 「助けてください」 来日五輪レポーター、おにぎりパッケージに四苦八苦 海外メディアにコンビニが大人気
  6. 「うちの子に着せたい」の声殺到 五輪会場で編み物をしていた英金メダリスト、作っていたのは「ワンちゃんの服」
  7. 五輪飛び込み金メダリスト、“手作りメダルポーチ”披露 英国と日本にちなんだデザインが「これまた金メダル級」と反響
  8. 武井壮、行方不明だった闘病中の父親を発見 「電気ついてるのに鍵閉まってて……」本人は自宅外で休憩
  9. 「涙が止まらない」「やっと一区切り」 東原亜希、夫・井上康生の監督退任で“17年分の思い”あふれる
  10. 水谷隼スタッフが一部マスコミの“行き過ぎた取材”に警告 住民を脅かすアポなし行為に「しかるべき措置を検討」

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「竜とそばかすの姫」レビュー 危険すぎるメッセージと脚本の致命的な欠陥
  2. 笠井アナ、日比谷公園で「信じられないことが…」 サンドイッチを狙う集団に「何? えーっ! まさか、それはないでしょ!」
  3. 62歳の宮崎美子、マクドナルドCMで初々しい中学生少女を見事に演じる 「暖かい目でぜひ見てください」
  4. 瀕死のスズメのヒナを助けたのに…… 「助けたヒナたちに完全にナメられた」動画がほほえましくて面白い
  5. ハート打ち抜かれました! コロンビアのアーチェリー女子選手が「かわいい」「エルフ」と注目の的に
  6. 散歩中のラブラドール、助けを求める子猫を発見→保護 親子のような仲むつまじいふたりに涙が出る
  7. 宮迫博之、美容整形から2週間のビフォーアフター公開 手術直後の腫れ&炎症だらけな顔に「暴漢に遭ったんかって」
  8. 上野樹里、“娘”の誕生日に愛情たっぷり手作りオムライス公開 「がんばろうね ママより」と祝福メッセージ
  9. 出勤時、妻にいつになく強く抱きしめられた夫→妻が家に帰ってくると…… 何気ない日常を描いた漫画にツッコミつつもジーンとする
  10. 「本人にしか見えない」「めっちゃ似てる」 霜降り明星せいや、オリンピック開会式に“ガチのそっくりさん”を発見する