恋愛小説「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」が実写映画化 福士蒼汰さんと小松菜奈さんが初共演で一番泣ける純愛映画を

監督は「ホットロード」「アオハライド」の三木孝浩さん。

» 2016年01月13日 10時53分 公開
[ねとらぼ]

 七月隆文さんの恋愛小説「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の実写映画化が決定。主人公を福士蒼汰さんが、ヒロインを小松菜奈さんが演じる。監督・脚本は、「ホットロード」や「アオハライド」などを手がけた三木孝浩監督と吉田智子コンビがタッグを組む。京都を舞台に、20歳のかけがえのない一瞬一瞬をみずみずしく映し出す。

ぼくは明日

 京都の美大に通う20歳の主人公・南山高寿(福士蒼汰)は、いつものように大学まで向かう電車の中で福寿愛美(小松菜奈)に出会い一瞬で恋に落ちた。勇気を振り絞って声をかけ、「また会える?」と約束を取り付けようとした高寿だったが、それを聞いた彼女は、なぜか、突然涙してしまう……。彼女の涙の理由とは? 高寿は、愛美から彼女の想像もできなかった大きな秘密を明かされる。

 原作は、2014年8月に文庫書き下ろしで刊行され、昨年12月時点で60万部を突破している純愛ラブストーリー。王道の感動で“一番泣ける純愛映画”を目指すとしている。「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は12月、全国にて公開予定。

福士蒼汰さんコメント

「最初は普通のラブストーリーとして読んでいましたが、途中からボロボロ泣いていました。家で読んで正解でした。原作の舞台でもある京都の今と昔が混在している情景が、この作品を良い雰囲気に包んでくれると思います。小松菜奈さんは『ぼく明日』のヒロインにぴったりだと思いました。彼女の存在感が作品を引き立ててくれると信じています。初共演ですが、2人で良い空気感を出せたらいいなと思います。三木監督は愛のある監督だと思います。撮影が始まる前に、イメージの音楽をくださったり、お手紙を書いて頂いたり、作品・キャストへの愛を感じました。僕もそれ以上の愛を高寿を通して返していけたらと思います」

小松菜奈さんコメント

「最初原作を読ませていただいた時は、ちょっと複雑なストーリーでもあって頭の中で整理しつつ気づくと号泣してしまいました。2人の空気感だったり、何気ない会話・日常、何よりも2人の共有している時間を大切に一つ一つのシーンを愛おしく思いながら、監督・スタッフ・共演者の方々と日々楽しんで撮影出来たらいいなと思います。福士さんとは初共演なので力を合わせて頑張りたいと思います! また違う難しさのある役ですが皆さんの記憶に残る福寿愛美を演じたいです」

監督・三木孝浩さんコメント

「誰しも恋をした瞬間、時の流れは変化する。この世界が2人だけのものになる。刹那であり、永遠にもなる、その不思議な感覚。この映画はそんな“時”を描くラブストーリーです。ファンタジーという非日常を描くことで写し鏡にして見えてくる日常のささやかな幸せを好きな人と同じ時を重ねる日々の愛おしさを大切に、大切に、描きたいと思います」

原作・七月隆文さんコメント

「映画化、ほんとにうれしいです。福士さんと小松さんの演じる高寿と愛美の姿を見るのが楽しみでなりません。私も制作チームに加えて頂き、監督はじめスタッフの皆様と、楽しめる作品になるよう一丸でがんばっています。観る方々にとって、よい娯楽作となりますように」

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