橋本環奈「一生、私の先生は武田鉄矢さん」 映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」舞台挨拶で“贈る言葉”
当日は橋本環奈さんの誕生日でした。
2月3日、映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」のジャパンプレミア特別試写会が行われ、舞台挨拶に主演の橋本環奈さん、長谷川博己さん、武田鉄矢さん、大野拓朗さん、宇野祥平さん、前田弘二監督が登壇しました。
「セーラー服と機関銃 -卒業-」は、角川映画40周年記念として製作された映画で、80年代に大ヒットとした名作「セーラー服と機関銃」の後日談となる新作。青春真っ盛りの女子高生にして「目高組」の組長になってしまったという過去をもつヒロイン・星泉役を演じた橋本環奈さんはこの日、作中でも着用していたまぶしすぎるセーラー服姿で舞台に登場しました。
年上の俳優たちに囲まれた撮影現場で、初の映画ヒロイン役に挑んだ橋本さん。自身の演技について「前にいるだけで、皆さんの圧がすごくて、ウッと負けそうになったんですけれど、逆に“泉”らしく、全力で真正面から立ち向かっていけたかなと思います」と振り返ります。
一方、目高組の組員たちは役者としての橋本さんを高く評価。祐次役を務めた大野拓朗さんは「現場でも組長っぷりがすごかった。全員のスタッフの名前をすぐに覚えて、退屈そうにしている人がいると走りよってちょっかいを出してあげてた」と評し、また、晴雄役を務めた宇野祥平さんも「最初、(橋本さんを)助けたい、支えたいと思っていたんですけど、しっかりされているので、怒られないように……っていう感じになって、年齢は関係ないんだと思いました」と、現場でのエピソードを披露。“1000年に一人の逸材”は、撮影現場でもその才能を発揮していたようです。
初のヤクザ役に挑戦した長谷川博己さん(浜口組若頭補佐・月永役)は、「すごく楽しかったですね。堅苦しい役ばかりが続いていたので、暴力と罵声で何でもやっていけるのは、すごくいい」と回顧。ただ、「ものすごくいいアクションシーンがあったけれど、カットされちゃいまして」と、ちょっぴり残念そう。
現場で橋本さんにアドバイスすることが多かったという武田鉄矢さん(目高組若頭・土井役)は、「自分も27歳で、46歳の高倉健さんが主役の映画でデビューしたとき、高倉健さんがすごく気を使ってくれた。その恩返しで、環奈さんに渡していかないと、健さんに申し訳ない」と、遠い場所に旅立ってしまった大先輩に思いをはせました。
この日は、ちょうど橋本環奈さんの17歳の誕生日ということで、舞台上にバースデーケーキが登場。会場のお客さんたちから「組長、お誕生日おめでとうございます!」の言葉が贈られると、橋本さんは、「ちょっとバラバラでしたよ、皆さん(笑)」とツッコんで会場を笑わせつつも「こんなに多くの方に祝っていただいたのは今日が初めて」と感謝。「この映画を機に、もっと芯のあるいろいろな役を演じられる女優さんになりたい。主題歌も歌わせていただいているので、演技のほうも歌のほうもがんばっていきたい」と抱負を述べました。
さらに武田さんは、橋本さんへの“贈る言葉”を披露。会場のお客さんからうちわを借りてきた武田さんは、橋本環奈さんの“環”の文字を、あの金八先生さながらに解説。「衣装を着て、願い事を秘め、王への道を歩きなさい。『私は見ていますよ』という目があなたにいつも注がれていることを意識して、“環”の名に恥じない17歳のスタートを切ってください」と門出を祝う言葉を贈りました。
これには橋本さんも、「身にあまる言葉」と感激した様子。映画の打ち上げで、武田さんが「贈る言葉」を歌ってくれたことを明かし、「一生、私の先生は武田鉄矢さん」と宣言しました。
舞台挨拶のラスト、作品にかける思いを聞かれた橋本さん。登壇した前田監督や共演者たちへあらためて感謝を述べるとともに、この日会場に応援に来ていた家族に「陰ながら応援して支えてくれてありがとう」と伝えると、最後は「私にとって人生でただ一つの初主演映画となりました。夢の途中だったものも形になり、今日、ここで私たちの夢の幕開けとなります。最後までどうぞ楽しんでいってください」と締めくくりました。
映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」は、3月5日より全国公開予定です。
(田下愛)
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「セーラー服と機関銃 -卒業-」は「セーラー服と機関銃」の続編となる。
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