これが各国の“パーフェクトボディ”だ! 1人の男性モデルをレタッチして判明した19カ国の理想の外見
マッスルなアメリカやエジプト、スリムな中国やイギリス。しかし見た目よりも健康が第一ですよ!
以前、世界のいろいろな国で理想的とされる女性の姿を公開した(関連記事)英ネット医療サービスのSuperdrug Online Doctorが同じ企画の男性版を作成しました。各国の“パーフェクトボディ”事情、なかなか興味深いです。
この企画はニューヨーク在住のフォトグラファーが自らを撮影した1枚の写真を19か国の女性・男性のグラフィックデザイナーに渡し、その国で魅力的と思われるような男性の外見になるようレタッチを依頼するというもの。
元の写真に最も近かったのはオーストラリアでしたが、他国の写真を見てみると“美”の基準は本当にさまざま。力強いマッチョ体型が好まれるのはアメリカ、エジプト、ナイジェリア、ロシア、セルビア、南アフリカ、ベネズエラ。一方ですらりとしたスリム体型が好まれるのが中国、クロアチア、マケドニア共和国、フィリピン、イギリスなどのようです。
また、国によって好まれる肌の色や顔の大きさ、表情、髪型そしてパンツの色が異なるという点もポイント。アメリカ人男性にはなんだかタンクトップの日焼け跡のような加工が、そしてセルビアのデザイナーは腕にタトゥーを付け加えています。やはり“理想の男性像”には女性版と同様にその国の文化的な土壌や習慣が反映されているようです。
とはいえ、同社の調査によるとイギリス人男性のおよそ40%がテレビや雑誌などで見かける“完璧な体型”にプレッシャーを感じており、自分に対する自信を喪失してしまうケースも多いのだとか。「完璧な体型の追求は、いまや性別を超越しています。メディアやポップカルチャーなどに鼓舞された結果、世界中の男性が身体イメージについて意識するようになってきているようです。“もっと力強く、もっとスリムに、もっとマッチョに”という体型へのプレッシャーは女性が感じる以上のものかもしれません」とのこと。
そもそもこの企画の目的は“理想の外見”を押しつけることではありません。いつもと視点を変えて“外見”と向き合うことで“理想の美や身体像”も変化するのだと伝え、世の男性を勇気づけようというのが本来の趣旨なのです。
確かに国レベルでもこれだけ多様なのだから、結局のところは人それぞれの好みによって理想は異なりますよね。まずは健康を第一に考えることがカラダのバランスをちょうどよく整える近道なのかもしれません。
(Images by Superdrug Online Doctor)
(高城歩)
関連記事
- あの国の美の基準は? 1人のモデルをレタッチして18カ国の理想を表現
中国やイタリアでは細身の体型が魅力的とされ、スペインやルーマニアなどではふっくら体型が好まれるようです。 - 「ただしイケメンに限る」の時代は終わった! 俺たちのための「ポチャメン」専門ファッション誌「Mr.Babe」倉科編集長インタビュー
「デブの気持ちが分かるデブの僕が作るべきだと思った」 - 19歳の女性モデル 業界に体型を批判され、ビキニ動画を投稿して反論
モデル業界によると「too big」とのこと。 - これが“理想の彼女”らしい セミロングの清楚系で優しく家庭的でプリンを「あ〜ん」してくれる人
空想の生き物だと思っています。 - アドベの「Fotoshop」なら誰でも理想的な体型に――パロディ動画が皮肉効きまくり
あっという間に肌を白く、ウエストを細く――こんな魔法のようなアイテムをご存知? その名も「Fotoshop」。ってどこかで聞いたことあるような……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
-
「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
-
大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
-
「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
-
松田翔太、憧れ続けた“希少な英国製スポーツカー”をついに入手「14歳の僕に見せてあげたい」 過去にはフェラーリやマクラーレンも
-
「行きたすぎる」 入場無料の博物館、“宝石展を超えた宝石展”だと40万表示の反響 「寝れなくなっちゃった」【英】
-
スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
-
自動応答だと思って公式LINEに長文を送ったら…… 恥ずかしすぎる内容と公式からの手動返信に爆笑 その後について聞いてみた
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
- 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
- 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
- ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
- 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた