藤原竜也「漫画原作は大変」と苦労明かす 映画「僕だけがいない街」舞台挨拶

藤原さんが語った、漫画原作ならではの苦労とは?

» 2016年02月28日 09時57分 公開
[Kikkaねとらぼ]

 映画「僕だけがいない街」(3月19日公開)の試写会が2月27日大阪で行われ、主演の藤原竜也さん、ヒロイン役の有村架純さん、監督の平川雄一朗さんが舞台挨拶を行いました。


藤原竜也、有村架純、平川雄一朗 大阪のお客さんに大歓声で迎えられ、笑顔を見せる3人


 藤原さんと有村さん、平川監督が登場すると、応募総数8000人を超える中から試写会のプラチナチケットを引き当てた400人のお客さんの大歓声が劇場内に響きわたりました。


藤原竜也 黄色い歓声を受ける藤原さん

有村架純 有村さんは「こんばんは〜」と関西のイントネーションで挨拶。会場は大いに盛り上がりました!

 特に伊丹市出身の有村さんは、地元関西での舞台挨拶ということで「梅田とかHEP FIVE(大阪のランドマーク)の観覧車を見ると帰ってきたな、って感じがします」と笑顔を見せていました。


藤原竜也 有村さんの印象を語る藤原さん

有村架純 藤原さんと監督を地元のたこ焼き屋さんに連れて行きたいと語る有村さん

 藤原さんと有村さんは本作が初共演とのこと。お互いの印象について聞かれると、藤原さんは「架純ちゃんは(有村さん演じる)愛梨同様、そばにいてくれると僕を気持ち的にも引っ張ってくれて。若いのにホントに立派な、大人な女優さんだなぁという印象を受けました」と、有村さんの雰囲気に助けられたとコメント。一方有村さんは「竜也さんはとてもストイックな方なので、寡黙で近づきがたい方なのかなと思っていたら、とってもスマートで紳士的で。一緒にいてすごく楽しかったです」と藤原さんとの相性の良さを語ってくれました。


平川雄一朗 ドラマ JIN−仁ーなどの演出で知られる平川監督

 また藤原さんと言えば、これまでにも「デスノート」や「カイジ」など多数の漫画原作の作品に出演していますが、「漫画原作の場合にある“飛躍”や“行間”といったものを、僕らがいざ現場に入って表現しようとすると、漫画では何の違和感もなく読めていたのに腑に落ちないこともあって。そこを架純ちゃんや監督と一緒に埋めていく作業が、非常に今回は大変でした」と漫画原作作品ならではの苦労があったことも告白。有村さんも「愛梨の気持ちの流れを作るのが難しかったです」とシリアスな原作を再現するための苦労を明かしました。


フォトセッション 大阪ならではの暖かい雰囲気で包まれた舞台挨拶

フォトセッション 惜しまれつつも約20分の舞台挨拶は終了

 原作「僕だけがいない街」は、ヤングエース連載・三部けい原作によるクライム・サスペンス漫画。藤原竜也さん演じる主人公・藤沼悟は、自身に降りかかる“悪いこと”の原因が取り除かれるまで、何度も時間が巻き戻ってしまう「リバイバル」という特殊な能力の持ち主。次々と降りかかる「リバイバル」の原因を突き止めていくうちに、やがて悟は、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件へとたどり着き――というストーリーです。

 原作は「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」で2年連続ランクインを果たし、連載当初から映画化のオファーが殺到。オファー数50以上という映像化権争奪戦を経て今回の完成に至ったとのこと。


サインも 試写会終了後にはそれぞれのサインが入ったポスターが展示されていました

(Kikka)


関連キーワード

漫画 | 原作 | 舞台挨拶 | 映画 | 試写会


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  2. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  3. /nl/articles/2412/12/news089.jpg フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. /nl/articles/2412/14/news081.jpg 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  5. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  6. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. /nl/articles/2412/14/news038.jpg 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
  8. /nl/articles/2412/14/news063.jpg 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  9. /nl/articles/2412/14/news002.jpg 【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
  10. /nl/articles/2412/15/news024.jpg おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」