「怖そうな先輩エンジニア」「意識高い系」との正しい接し方? 日本人の挨拶を解説した動画が複雑怪奇すぎる【PR】
俺たちの挨拶文化はおかしい。
上司、同僚、ご近所さんなど微妙な立場の違いで大きく異なる日本の挨拶文化。そんな日本人の複雑な挨拶をシュールに解説した動画「Japanese Greeting」の新作が公開されました。
キリン生茶が3月にリニューアルしたことの「ご挨拶」にちなんだ動画シリーズで、今回はその第2弾。怖そうな先輩エンジニアや意識高い系の人たちなど、ちょっととっつきにくい人との挨拶を難易度付きの3本の動画で紹介しています。
「配属したばかりの新人の、怖そうな先輩エンジニアへの挨拶」は難易度90。声をかけづらいオーラ全開の先輩に挨拶するタイミングを見分けるには、「仕事中の姿勢」がポイントです。
「リターンキーを異常に強く叩いているとき」「やたら前傾姿勢なとき」は絶好調でプログラミングの神が降臨中なので、話しかけるのは厳禁。机の上にやたら栄養ドリンクがあったり貧乏ゆすりをしまくっているときも、機嫌が悪い可能性が高くて危険です。唯一のチャンスは、背もたれに寄りかかる「ウォータースライダー型」の姿勢を取っているとき。新人はこの一瞬を逃さず挨拶することが求められます。日本の縦社会、死ぬほどめんどくさいですね。
さらに難易度が高いのは「外国人から予想以上にフレンドリーな挨拶を受けたときの挨拶」。外国人が自国のノリをそのまま持ち込んできたときは、空気を読んで相手のテンションに合わせるのが日本流の挨拶です。
外国流の挨拶といえば「ハグ」ですが、これもかなり細かいルールがあります。相手との距離が1メートルになった時点で適度に両手を広げ、3秒間ハグするのがベスト。孔雀のごとく両手を広げすぎて相手に威圧感を与えてしまったり、長く抱きしめすぎてあらぬ誤解をされないように注意が必要です。あとスキンシップの肩パンがやたらキツくてもじっと我慢しましょう。
最もめんどくさいのが「異業種交流会の意識高い系の人たちの挨拶」。日本人のくせに異様にカタカナ語を使いまくる彼らとの挨拶は普通に外国人と話すよりよっぽど困難です。難易度はもはや計測不能。
ドヤ顔で「ストラテジックかつエモーショナルにソリューション」などとまくしたてる彼らに出会ってしまったら、曖昧な笑みを浮かべて早くその時間が過ぎ去るのを待つしかありません。常に革新を求める彼らに「歴史」「伝統」のような言葉で対応するのは絶対にNG。そんなのんびりしたことを言うとすぐさま「古いマインドをチェンジしてイニシアチブ取らないと」などとフルコミットでお説教を受けることになります。アグリーするまで会話がゼロベースでやり直されてしまってはビッグイシューです。「プランニング(計画)計画」「ナレッジ(知識)化した知識」などちょいちょい無意味に重複したカタカナ語も使いますが、くれぐれもツッコまないように。
生茶の特設サイトではこの他にもシュールな挨拶動画を公開中。どれも複雑怪奇な「日本の挨拶」をマスターするための参考になる……かもしれません。
提供:キリンビバレッジ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2016年6月8日
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