ニュース
» 2016年06月09日 17時35分 公開

ジブリ作品のプロデューサー、英紙での発言が性差別と批判 「女性は映画監督には現実主義すぎる」

英The Independent紙では「ジェンダーの固定観念化」とも。

[城川まちね,ねとらぼ]

 6月6日(現地時間)に掲載された英The Guardian紙によるインタビューで、スタジオジブリが「性差別的」な発言をしたとして、各所で批判の声があがっています。

 タイトルは「‘Women are realistic, men idealistic’: Studio Ghibli on why a director's gender matters(“女性は現実主義、男性は理想主義”:スタジオジブリ、なぜ監督の性別が重要なのか)」で、これはインタビュー内の「ジブリは女性の監督を雇わないのか?」という質問に対する、西村義明さんの回答を受けたもの。西村さんは、「かぐや姫の物語」「思い出のマーニー」といったジブリ作品のプロデューサーを担当していました。

 西村さんは、「それはどんな映画を撮るかによる。ライブアクションとは違って、アニメーションでは現実の世界を簡素化しなくてはいけない。女性は現実主義な傾向があり、日々の管理がとてもうまい。これに対して男性はより理想主義な傾向があり、そしてファンタジーには理想主義的なアプローチが必要だ。男性が多いのは偶然の一致だとは思わない」と答えています。

西村義明さん アカデミー賞の会場へ向かう際の1枚(西村さんが代表取締役を務める「スタジオポノック」のFacebookページより)

 さらに、このインタビューは7日に英The Independent紙でも取り上げられ、「スタジオジブリが男性監督を雇うのは彼らが女性よりもファンタジーにアプローチするために“より理想主義”だからだ」というタイトルが付けられました。

 これに対して、海外では性差別であると批判的な反応が続出。Twitter上でも「ジブリの発言は自尊心を傷つけるもの」「しばらくトトロの人形にパンチする」「西村、マジかよ」「待ってくれ、ジブリの西村は性差別主義者なのか?」など、失望したり驚いたりするツイートが飛び交いました。

 今回の発言は西村さんの個人的なもので、スタジオジブリの発言として考えるのはふさわしくないのではないか、誤訳ではないのか確かめたい、というような意見も見られました。発言としては個人のものですが、紙面のタイトルに大きく「スタジオジブリ」と書かれてしまったことで全体の意見として捉えられてしまった向きも多かったようです。

思い出のマーニー 「思い出のマーニー」は、西村義明さんがプロデューサーを務めた(Amazon.co.jpより)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 田中将大、石川佳純ら卓球女子との集合ショットに反響 「夢の共演」「どちらから声を掛けたのか気になる」
  2. 田中将大の五輪オフショット集、最後は柔道・阿部詩との2ショットでシメ! “モテ男”の期待裏切らず「美女好きですね〜」
  3. 「マジで恥ずかしいです」 中川翔子、数年ぶりの“水着披露”に恥じらいつつもマネジャー大絶賛「スタイルめっちゃいいすね!」
  4. 里田まい、楽天ユニフォーム姿の長男に「違う、そうじゃない」 父・田中将大選手そっちのけの推し愛にツッコミの嵐
  5. 野々村真、動画で退院を報告 やつれた姿に衝撃広まる「コロナがより怖くなった」「ガリガリで衝撃を受けたわ」
  6. 「薬を問われ、アル中だと言われ」 西山茉希、“うわさ”ささやかれる痩せ体形に「懸命なもんでご了承願います」
  7. 柴犬「メシ、よこさんかーい!!(激怒)」 ごはんを忘れた飼い主に皿をぶん投げる柴犬、荒ぶる姿に「爆笑した」
  8. レイザーラモンRG、コロナ療養で“10キロ減”を告白 「顔が変わっちゃいました」とやつれた姿で復帰報告
  9. 海外記者「最高のコンビニアイスを発見した」 森永チョコモナカジャンボ、ついに世界に見つかってしまう
  10. 「ついついキレイな部分ばかり載せたくなりますが」 小倉優子が公開したインスタの“現実”に「勝手に親近感が」「共感しかない」