改名申し入れあった「豊橋市役所JK広報室」 参加する女子高生全員から賛同得られ“JK”続行へ
社会的に性風俗のイメージと結びついている“JK”はふさわしくない、と地元の女性団体から批判を受けていました。
“JK”は性産業によく使われている言葉だとして、地元の女性20人から改名を申し入れられていた愛知県豊橋市のプロジェクト「豊橋市役所JK広報室」(関連記事)。市役所広報広聴課は参加する女子高生9人に名称を変えるか相談したところ、全員から賛同を得られたため、「豊橋市役所JK広報室」の名称で続行することを明らかにしました。
豊橋市役所JK広報室は、豊橋市の現役女子高生が市のPR事業を企画するプロジェクト。5月に発足して市がメンバーを募集していましたが、6月3日に地元の団体が「社会的に性風俗のイメージが強く結びついた“JK”という言葉を公の機関が使うことに、反感を持つ人も多いはず」といった理由で改名の申し入れ書を市に提出しました。
JK広報室は6月9日に女子高生たちの委嘱式を実施。広聴課の加藤さんによるとすでに第1回目のミーティングを行い、現場にいた女子高生7人にプロジェクト名を変えるか相談したところ、全員から「この名前がいい」と肯定意見が返ってきたそうです。さらに欠席していた2人からも賛同を得られたので、JK広報室の名前で続けることにしたといいます。
地元の団体はあらためて市長へ手紙を送り、再度プロジェクト名の変更を依頼中。市は期限の6月20日に向けて回答を準備しています。JK広報室はミーティングで公式Twitterアカウントを運用することを決定し、すでにユーザー名@JK_toyo_kohoを始動。「市制110周年のイベントをどんどんJKらしく発信していきます(ハート)」と告知しています。
(黒木貴啓)
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一体JKたちの間で何が起こっているんだ。
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