部屋面積は5万6000坪! 北海道にオープンした「天井も壁もないホテル」が大自然すぎる
今年いちばんぜいたくな“野宿”を体感してみませんか。
北海道・十勝で、5万6000坪の広大な牧草地にある「天井も壁もないホテル」が登場し、話題となっています。
北海道帯広にある環境技術研究施設「メムメドウズ」内に、2016年8月〜10月までの週末限定で“地球に泊まり 風土を味わう”がコンセプトの大自然一体型宿泊施設「MEMU EARTH HOTEL」がオープンしました。
中でも目玉なのが、1棟限定の「天井のないホテルプラン」で、草原の真ん中で「壁も天井も一切ない部屋」に泊まれるというもの。
大自然にベッドだけという、想像を超えるレイアウト。「雨が降ってきたら?」など心配されるかもしれませんが、寝具にはプールサイドなどでも利用できる耐水性に優れたアウトドアベッドが使われ、いざというときのための代替施設も用意されているなど、しっかり対策は講じられているようです。
料金は1泊2日2食付きで、大人1人4万3200円(税込)。既に夫婦やカップルを中心に予約が集まっていると言い、2人で流れ星の数を数えるのも一興かも知れません。
さらにこの他にも、ベーシックプラン(税込3万2400円)では大型テントにより、ベッドの上でシュラフ(寝袋)で休める、本格的なキャンプ体験を楽しめます。
1棟限定のプレミアムプラン(税込4万3200円)は、特別仕様ペア専用テントで、シモンズ製特別仕様のキングサイズベッドなどこだわりのインテリアとともに、くつろぎの時間を楽しめるとか。
食事は「ネイチャーディナー」という客が調理に参加するシステムで、たき火に火をつけたりして豪快なアウトドア料理を楽しみながら、十勝産の芳醇な食材を中心としたメニューを味わえます。
競馬ファンならおなじみの「大樹ファーム」の跡地に生まれた、大自然を最も味わえるホテル。北海道の夏と初秋を360度の大パノラマで味わってみてはいかがでしょうか。
(辰井裕紀)
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