これが「海の豚」か! 見た目が不思議すぎる深海生物「センジュナマコ」がすごいインパクト
あふれるキモかわいさがたまらない。
海洋学者の@Hayato_1117さんが水深6000メートルから採れたセンジュナマコの画像をツイートし、そのインパクトのある見た目から「豚だ」「かわいい」「プルプルしたい」「新しいポケモン」などと話題になっています。確かにとめどない豚感があふれてる……。
センジュナマコは、豚のような見た目そのままに、英名では「sea pig」と言われます。直訳すると「海の豚」(分かりやすい……)。ナマコにしては脚がいっぱいある見た目も特徴的で、和名は千手観音にちなんで付けられたそうです。
大きさは手のひらに乗る程度で、触った感じは「ぷよぷよの水風船みたい」とのこと。また、脚のようなものは、ウニやヒトデなども持つ管足(かんそく)という器官で、内部に液体が入って伸び縮みさせて動くのだとか。頭からツノのように出ているものも触角やツノではなく管足です。
この深海ロマンあふれる不思議生物センジュナマコを、どのような経緯で採取したのか、@Hayato_1117さんに伺いました。
━━採取した地点はどの海域でしょうか
日本の北東に位置する千島列島のシムシル島沖水深6000メートルの海底です。ドイツの海洋調査船ゾンネ号(RV SONNE)による調査航海中、深夜のトロール(船で網を引いて深海底の魚介類をとる底引き網)で採れました。
━━採取したあとはどのように生かすのですか
採集した生物は学術標本として博物館等で保管され、主に分類学的研究に利用される予定です。この調査によって、千島海溝の深海〜超深海(水深5000〜9500メートル)に生息する生物相を明らかにすることを目指しています。
━━今回の国際海洋調査はどのくらいの規模で行われているのですか
ドイツとロシアを中心に、日本、フランス、ポーランド、韓国とさまざまな国から計40人の研究者が調査に参加しています。調査期間は40日の予定です。
ちなみに、@Hayato_1117さんが、同乗しているウニ担当のロシア人研究者に聞いたところによると、センジュナマコは食べてもおいしくないそうです。
その他、調査での珍しい画像などをツイートされていて、深海の神秘を届けています
画像提供:@Hayato_1117さん
関連記事
- UMA? マリアナ諸島の深海でエイリアンみたいなクラゲが発見される
新種の可能性が高いとのこと。 - おばけのような新種のタコ発見 ハワイ沖の深海で
キャスパー! - お寿司だこれ……! 鳥羽水族館にて見れば見るほどお寿司に見えるナマコが飼育展示中だよ
エクレアでは? との意見もありますが、ナマコだよ! - 飲み込まれても生きてる!? クラゲの体内で泳ぎ続ける魚ががたくましく美しい
生命力すごすぎ。 - アゴが魚類最速の速度で飛び出す「悪魔のサメ」 ミツクリザメの驚異の捕食行動が初解明される
その名も「パチンコ式摂餌」。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
-
60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
-
皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
-
71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
-
新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
-
藤本美貴、晩ご飯に手料理7品 多忙でも野菜とお肉たっぷりで反響 「お疲れ様です」「凄く親近感」【2024年の弁当・料理まとめ】
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
-
「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」