張本氏、中大陸上部の駅伝敗退に「内紛もある」とTBS系番組内でコメント 部長の野村修也弁護士が謝罪を求めてTwitterで怒りの反論

野村弁護士「私が学生の名誉を守らずに、一体誰が守るのでしょうか」。

» 2016年10月16日 15時02分 公開
[Kikkaねとらぼ]

 野球解説者・評論家の張本勲氏がTBS系報道番組「サンデーモーニング」の16日放送分で、箱根駅伝予選会を通過できなかった中央大学陸上部について、「情報によると、ちょっと内紛もあるそうだから、よく考えて立て直した方がいい」と発言したことについて波紋が広がっています。


張本 TBS系報道番組「サンデーモーニング」(同番組公式サイトより)

 張本氏が発言を行ったのは番組内の名物コーナー「週刊・御意見番」でのことで、15日に開催された第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会で中央大学陸上部が総合11位(10時間17分1秒)でゴールしたことに関してコメントしました。

 これに対して同大陸上部の部長を務める中央大学法科大学院教授の野村修也弁護士(@NomuraShuya)がTwitterで反論。「全くの事実無根です。精いっぱい頑張った選手と大学の名誉を著しく傷つけるもので到底看過できません。訂正と謝罪を強く求めます」と怒りをあらわにしています。

 なお、野村弁護士は「われわれ中央大学陸上部は、直前の部員会で短距離の選手も交えて円陣を組み健闘を誓い合いました。当日の朝も選手と監督、コーチ、そして前監督も一緒に円陣を組んで出陣しました。一体どこに内紛があったのでしょう」と予選会当日の様子も振り返り、「発言直後にサンデーモーニングに電話して訂正を求めましたが、かないませんでした」と番組に直接抗議したことも明かしています。


張本 中央大学陸上部部会長になっている野村修也弁護士(中央大学公式サイトより)

 また一部のTwitterユーザーから寄せられた、野村弁護士が本件に関してコメントするのはおかしいのではないかという指摘には「大学側の責任者として正式に訂正を求めています。私が学生の名誉を守らずに、一体誰が守るのでしょうか」との見解を示しています。

(Kikka)

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