なんという僥倖っ……! 福本伸行「銀と金」が連ドラ化 池松壮亮は連ドラ初主演
森田鉄雄がカイジ化している。
「カイジ」「アカギ」などで知られる漫画家・福本伸行さんの「銀と金」が実写化! テレビ東京「土曜ドラマ24」枠で2017年1月からテレビドラマ化されることが発表されました。主人公は連ドラ初主演となる池松壮亮さん、福本作品としても初の民放連ドラです。
池松さんが演じるのは、ギャンブル中毒でうだつの上がらないすかんぴんの男・森田鉄雄。ある日、「銀王」の異名を持つ大物フィクサー・平井銀二に声を掛けられたのをきっかけに、銀二の悪魔的な能力と人生哲学にあこがれ、ともに裏社会の悪党たちと渡り合っていく役柄。作品名は、「平井“銀”二を超える存在(金)になりたい」という森田鉄雄の志を示したものです。
池松さんは「原作のもつパワーに圧倒され、この度、連続ドラマ初主演という大役を務めさせて頂くことになってしまいました。30分×12話という長い時間をかけて、まだ何者でもない森田鉄雄という男が何に絶望し、何に出会い、何を想い、何に挑むのか。ゆっくりと探していけたらと思っております」とコメント。作中の存在感は森田鉄雄をはるかにしのぐ銀二の配役が注目されますが、福本さんによると、「平井銀二役を、とあるいぶし銀俳優!(僕が是非に…と、推薦しました!)」とのこと。
原作は1992年から96年まで「アクションピザッツ」で連載され、日本の裏社会と政治家との裏取引などを描いた意欲作。後の「カイジ」などに続いていくひりつくような心理戦は福本作品ファンの間でも高い評価を受けていますが、物語の途中で連載が突如終了(休載)してしまった作品でもあります。なお、Amazonプライム・ビデオでは地上波放送1週間前から独占先行配信予定です。
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