「ニーア」新作とamazarashiがコラボ ヨコオタロウ&秋田ひろむの共作で絵本と楽曲が発売決定

ボーカル・秋田ひろむさんはガチゲーマーとしても有名。

» 2016年12月28日 15時25分 公開
[あいひょんねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 ロックバンド「amazarashi」がニューシングル「命にふさわしい」を2017年2月22日にリリースすることを発表しました。同作はゲーム「NieR Replicant/Gestalt(ニーア レプリカント/ゲシュタルト)」の続編である「NieR:Automata(ニーア オートマタ)」とのコラボレーションプロジェクト「NieR:Automata meets amazarashi」で生まれた楽曲とのこと。同バンドのボーカル・秋田ひろむさんは重度のゲーム好きとしても知られているため、まさかのコラボに「ニーア」「amazarashi」どちらのファンからも驚きの声が上がっています。

NieR:Automata(ニーア オートマタ) 「NieR:Automata(ニーア オートマタ)」
amazarashi 「amazarashi」

 今回のコラボは、10月15日に千葉・幕張メッセで行われたライブ「amazarashi Live 360°『虚無病』」にニーアシリーズのディレクターであるヨコオタロウさんを招待したことがきっかけでスタート。amazarashiの音楽が描く世界観と、「360°」の名の通り、会場の中心に設営されたステージを囲むように張られた4面の巨大ディスプレイによる映像演出に感銘を受けたヨコオさんは、ニーアとamazarashiで「なにか新しいことができないか」と考え、シリーズ最新作「ニーア オートマタ」を軸としたコラボを提案したそうです。それぞれのフィールドを生かした作品を制作するため「絵本」「楽曲」という形になり、ヨコオさんはその晩のうちに秋田さんへ絵本のプロットを送り、秋田さんはそのプロットと「オートマタ」の物語をもとに新曲を書き下ろしました。

普段こういう場でのコメントは「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」とか適当に書いて終わらせるのですが、一つだけお伝えしたい事があります。
皆様の中には「どうせコラボで適当なモノとくっついたんだろ?」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、そうではありません。今回は「一緒にやってみたい!」というお互いの希望からスタートしました。そして amazarashi とゲームの双方のファンの方にご納得いただけるモノにしようと、関係者全員で全力を出し切ったモノを作り上げました。
もちろん、努力が結果に結びつく訳ではありません。ですから「必ず楽しんでいただけます!」という約束も出来ません。ダメだったらごめんなさい。
でも、今回のコラボが何かの形で皆様の心に触れる事が出来るといいな、と願っております。
ペロペロ。
(ヨコオタロウさん/特設サイトから)


「NieR:Automata」とコラボレーションというゲーマーの僕にとってとても嬉しい機会をいただきました。
ニーアシリーズ、そしてヨコオさんの書き下ろしてくださった絵本にも共通する、人間以上に葛藤する人間以外達を見て、心とはどこにあり、何なのか?という事を考えました。喜びの最中にいるとき、心があることに感謝する人はあまりいませんが、悲しみに打ちひしがれるときには心は疎ましく思えるものです。そういう事を考えながら曲を作りました。
悲劇は望んで起こるのではなく、それが起こるに値する理由が存在したから起こり、そしてその理由自体は僕らの世界にも当たり前に多く存在する事を考えると、「NieR:Automata」とこの僕らの日常は陸続きなのではないかと感じます。ゲームの世界で「痛い」と感じる事はヴァーチャルではなく現実そのものかもしれません。
僕らの表現を尊重してくれたヨコオさん、スタッフの皆さんに感謝します。僕らの精一杯の曲を作りました。
(秋田ひろむさん/特設サイトから)


 絵本のタイトルも「命にふさわしい」で、ミュージックビデオやその他の連動企画も予定しているとのこと。CDは通常盤(初回仕様あり、税別1200円)、初回生産限定盤(CD+DVD、NieR仕様盤、税別1800円)の2種類で展開。「ニーア オートマタ」本編は楽曲リリースの翌日である2月23日に発売となります。

amazarashi 「ゲーム、再考」 2014年で更新が止まっていますが、「型破リヰナ」に掲載中の「ゲーム、再考」では秋田さんのガチゲーマーっぷりがうかがえる(画像は同サイトから)

関連キーワード

ゲーム | 絵本 | 音楽 | ロックバンド


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/14/news063.jpg 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  2. /nl/articles/2412/14/news081.jpg 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  3. /nl/articles/2412/12/news089.jpg フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. /nl/articles/2412/14/news005.jpg 大谷翔平の妻・真美子さん、「5000円バッグ」「特製ジャケット」に注目 2024年のファッション
  5. /nl/articles/2412/13/news195.jpg 西川貴教イメージのクリスマスケーキに“ぐちゃぐちゃ”報告…… 大手スーパー謝罪 「心よりお詫び」
  6. /nl/articles/2412/08/news033.jpg 「一生ツボってるwww」 ミスドで「ディグダ」購入→よく見ると…… “あるはずないもの”が150万表示
  7. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. /nl/articles/2412/13/news054.jpg 道北から旭川より遠い札幌を目指すのはなぜ? 稚内市民が解説したイラストに「納得」「天気さえ良ければ」の声
  9. /nl/articles/2412/14/news030.jpg 母「昔は男性の誘いをたくさん断ってきた」→本当? 娘が公開した“信じられない姿”が驚異の1100万再生「とても衝撃的」【米】
  10. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」