ニュース
» 2017年02月17日 16時10分 公開

東京都が未成年の「自画撮り」対策に本腰 SNSなどでの裸体画像の要求を取り締まり対象に

しかし具体的な取り締まり方法についてはまだまだこれから。

[福田瑠千代,ねとらぼ]

 近年、青少年が脅されたり、だまされたりするなどして自分の裸体をスマートフォンで撮影させられた上、写真を送るよう要求される「自画撮り」被害が右肩上がりで増加中。東京都はこれを受け、2月21日に開催される青少年問題協議会にて、全国初となる「自画撮り」に特化した規制案実現に向けて検討に入ります。

東京都が未成年の「自画撮り」対策に本腰 SNSなどでの裸体画像の要求を取り締まり対象に 【グラフ】東京都が設置しているネットトラブル相談所「こたエール」に寄せられた相談件数

 都によると、2012年度に寄せられた「性的画像等」に関する相談件数は34件だったのに対し、2015年度に寄せられたのは4倍以上となる141件。また警視庁の調べによると、2015年度に報告された「児童ポルノ被害」の内、「自画撮り被害」は全体の46.7%にも上り、「児童買春・淫行行為(28.9%)」と「強姦・強制わいせつ(13.3%)」を合わせた数を上回っています。

東京都が未成年の「自画撮り」対策に本腰 SNSなどでの裸体画像の要求を取り締まり対象に 【グラフ】警視庁によると児童ポルノ被害の46.7%が「自画撮り被害」によるもの

 現行の条例では画像を受け取った人間を取り締まることはできますが、未然に防止する有効な手段はありません。都は画像を受け取った後ではなく、画像を要求した段階で取り締まることができるよう、条例規制等について検討するとしています。

 しかし、都の条例でWeb上でのやりとりを十分に取り締まれるかについては疑問が残ります。都内の通信についてのみ、条例で規制するのか? 隣の県の人間が「自画撮り」を未成年者に要求した場合、対応ができないのではないか? こうした疑問に対し都・青少年課の担当者は「具体的な規制方法については、正直まだまだこれから。協議会での議論がきっかけとなり、地方や国政で新たな取り組みが生まれるきっかけになればとも考えている」と説明しました。

関連キーワード

東京 | 児童ポルノ | 未成年 | 健全


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

  1. 「彼氏に撮ってもらった」→窓ガラスに写った真実は…? アクロバティックな詐欺写真に「笑った」「器用な彼氏」
  2. 「俺も昔はワルだった」「へぇ〜 今日は当時の被害者を呼んでます」 女子高生がかわいさ全開で鉄槌をくだす漫画「正義のミカたん」
  3. 叶恭子、美女に擬態した『鬼滅の刃』鬼舞辻無惨コス マーベラスな着物姿に「すごい…妖艶すぎる」「完璧」
  4. 保護した子ネコに「寂しくないように」とあげたヌイグルミ お留守番後に見せた子ネコの姿に涙が出る
  5. 「助かりました」「早速実践します」 小児科医が教える“はがれにくい絆創膏の貼り方”が使えると話題に
  6. ステキな週末のパパ……! 荒ぶる子猫たちに囲まれたパパ猫の“無”の表情に「わかる」「私だ」と共感の声
  7. ClariS、デビュー10周年でメディア初の顔出し ファンからは「やっぱり美人さんやん!」「かわいい〜〜!!!!」
  8. 鮭ってこんなに種類あったのか! サーモン会社が投稿した「鮭の比較」画像が「買い物に便利」と話題
  9. 「貴方ならもっといける」「絶対に神絵師になれる」 応援コメント糧に10カ月で神絵師へと成長した人が話題に
  10. 中村江里子、フォロワー10万超のインスタが消滅 「どうにもならない気持ちでいっぱい」「一体、何の目的で?」