茨城県の地方紙「常陽新聞」が休刊を発表 職員は全員退職、今後は第三者による事業継続を模索
本誌・電子版共に休刊となります。
» 2017年03月01日 16時25分 公開
[福田瑠千代,ねとらぼ]
茨城県の地方紙「常陽新聞」が3月31日づけで本誌・電子版共に休刊となることが分かりました。
常陽新聞は1948年に「豆日刊土浦」として創刊。1953年には「常陽新聞」に名称を変え、50年以上にわたり県南部での支持を得ていました。しかし広告収入の低迷などにより2013年に廃刊。翌2014年にユナイテッドベンチャーズを経営していた楜澤悟さんが「常陽新聞」の題号を買い取り、新たな体制で創刊しました。新創刊後も県南地域に密着したニュースを発信していましたが、わずか3年余りでの休刊となりました。
休刊に伴い常陽新聞は、「購読者の皆様をはじめ、地元スポンサー及び関係先の皆様にはこれまでのご愛顧に感謝致しますとともに、道半ばにして休刊となることに深くお詫びを申し上げます」とコメント。地域密着の編集方針に評価の声もあったとしつつも、購読者数の伸び悩みが主因となり、月間数百万円の営業損失を計上していました。
現在の従業員18人は全員が退職予定。今後、会社自体は存続させて、第三者への営業譲渡等により事業の全部、もしくは一部継続の可能性について模索していく予定です。
advertisement
関連記事
- 震災後、アクセス数は2倍に。変わらぬ日常を伝え続ける、大分合同新聞の「ミニ事件簿」が読まれる理由
大分合同新聞と言えば、ネット上では、身の回りの小さな事件ばかりを扱う「ミニ事件簿」コーナーで有名だ。なぜ「ミニ事件簿」は人々に読まれるのか? 担当者に話をうかがった。 - いまだからこそ:活字鋳造を残したい 平成生まれが「活字」を産み出す「自動活字鋳造機」に心奪われた
新宿の佐々木活字店で“鋳造見学”してきた! - いまだからこそ:活字鋳造を残したい 平成生まれが「活字」を産み出す「自動活字鋳造機」に心奪われた
新宿の佐々木活字店で“鋳造見学”してきた! - 日本初、遊郭専門の本屋さん「カストリ書房」が吉原にオープン 利用者の6割は若い女性、その理由は?
あの「突撃一番」のレプリカが付録で付いた書籍なども販売。 - 芳林堂書店が破産 「コミックプラザ」など運営
書店運営については書泉に事業譲渡することで合意。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
-
「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
-
“ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
-
高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
-
「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
-
「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
-
「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
-
“歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
-
黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
-
走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
- 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
- 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
- ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
- 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた