伊藤潤二作品が2018年冬テレビアニメ化 監督に田頭しのぶ、伊藤潤二「原作を愛してくださっている」
『伊藤潤二傑作集』『魔の断片』を原作とするようです。
テレビアニメ化が決定していた伊藤潤二作品の続報が発表。『伊藤潤二傑作集』『魔の断片』を原作とし、2018年冬に放送開始することが明かされました。アニメーション制作は、「地獄少女」「鬼灯の冷徹」などのスタジオディーン。合わせて、8月10日の丑三つ時(2時22分)に、ティーザーサイトがオープンしています。
『伊藤潤二傑作集』は、『富江』『双一の勝手な呪い』『フランケンシュタイン』など、伊藤さんの人気作を全11巻に収録した作品集。『魔の断片』は、「Nemuki+」に掲載された読み切り『解剖ちゃん』『黒い鳥』など、全8作品を収録。どの作品がアニメ化されるかは、今後発表されます。
監督・キャラクターデザインは、「うえきの法則」「これはゾンビですか?」などの作品でキャラクターデザインを担当し、「DIABOLIK LOVERS」で初監督を務めた田頭しのぶさん。田頭さんはかねて伊藤潤二作品の大ファンだったこともあり、「夢が目標に代わり、そして奇跡が起こりました」と喜びを表現。「ずっと前からアニメーションにするなら何をどうするか、色々想像を巡らせていました」とのことで、準備は整っている様子です。
作品のアニメ化について、伊藤さんも田頭さん同様「夢のような事態が発生いたしました」と歓喜。「子供のころ、私は楳図かずお先生や古賀新一先生、日野日出志先生の作品がアニメにならないかと夢想して、日野先生のある作品のハイライト部分の一瞬をパラパラ漫画にしたことさえあります」といったエピソードも披露しつつ、田頭さんが発表したコンセプトイメージについて「とても素晴らしく、原作を愛してくださっていることが伝わってきました」とのコメントを寄せました。
アニメ化を記念して、朝日新聞出版のコミックサイト「ソノラマ+」では8月末まで伊藤潤二作品を毎日無料配信しています。
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