木の枝に夢中になって寝るだけ 「これくらいの情報密度で暮らしたい」と投稿された漫画が共感を呼ぶ
子供のころは、これくらい小さな出来事が楽しめたはずなんですが……。
» 2017年08月31日 09時00分 公開
[マッハ・キショ松,ねとらぼ]
手軽に情報が入手でき、SNSを使えば他人と簡単につながることができる現代社会。昔では考えられないほど便利になりましたが、Twitter上では理想的な情報量を描いた4コマ漫画が共感を集めています。みんな、疲れてるのね……。
山と雲以外は見当たらない場所を散歩しているキャラクターが、かっこいい形をした木の枝を拾い「今日も楽しかった」と眠るだけというシンプルな内容。投稿者によると、これは日々の理想的な情報量をテーマにした4コマ漫画で、「これくらいの情報密度で暮らしたい」と思っているそうです。
ラジオも無い、テレビも無い、インターネットももちろん登場しないような世界ですが、Twitter上では2万回超リツイートされ、「ほんとうに、ほんとうにこれだ……」「自分も情報が多すぎて疲れてます」と共感の声が殺到。積極的にメッセージを発信するような構成にはなっていないにもかかわらず、「泣きそうになった」「涙出てきた……。どうしてこんな生活ができないのか」と涙腺を刺激されてしまう人まで現れています。
また、現代社会の忙しさで、作中のキャラクターのような豊かな感受性を失ってしまったという声も。そういえば、子どものころは、こんな風に小さなことにも夢中になれたなあ……。
画像提供:空飛ぶたんたんめんさん(@km170)
(マッハ・キショ松)
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