「嘘だろ」「業務妨害ですね」缶入りスープの変色訴えたTwitterユーザーに非難集中 → ローソン「加熱で劣化の可能性ある」

製造元であるポッカサッポロにも問い合わせました。

» 2017年11月02日 09時25分 公開
[ねとらぼ]

 コンビニエンスストアで缶入りスープを買ったところ、中身が変色していてゲロの味がした――という写真がTwitterで拡散され、話題になっています。これを受けて、当該商品を販売していたローソンは11月1日、サイトで「原因の究明はまだできておりませんが、当該商品は、加温什器内で長期間または適温以上で加熱された場合に、劣化が発生する可能性があることがわかりました」とのコメントを発表しました。また、製造元であるポッカサッポロにも問い合わせたところ、ツイート内容については把握しており、現在事実関係を確認中とのことでした。



 問題のツイートは10月30日に投稿されたもの。「ひと口飲んだらゲロの味して中身確認したらこれ。ホンマにやばい」といった文章とともに、茶色く変色した缶入りスープの写真が添えられていました。写っていたのはポッカサッポロの「じっくりコトコト つぶ入りとろ〜りコーン」で、投稿者は「賞味期限2018年8月16日のやつほぼこれ」「みんな気をつけて」とも呼びかけていました。また、投稿者と一緒にいたという別の人も、同じく茶色くなった缶入りスープの動画を投稿しています。


缶入りスープ 変色 じっくりコトコト 変色が報告された、ポッカサッポロ「じっくりコトコト つぶ入りとろ〜りコーン」(ポッカサッポロのサイトより)

 しかし、ツイートが話題になると今度は、「写真にコーヒーの缶が写っていた」「飲み口の部分についたスープと色が違う」などを理由に、デマや業務妨害を指摘するユーザーが急増。リプライ欄では「明らかにヤラセですよね。大嘘つきですね」「営業妨害?で告訴されても知りません」「終わりだわお前」など、投稿者を批判するコメントが次々と寄せられました。一方、投稿者はその後、「別に信じてもらおうとは思いませんが、全て真実です」「業者に電話し、家まで謝罪にも来て頂きました」と反論。ツイートの中で「僕の住所をツイートしてる人はすぐに消して下さい」と、いわゆる“晒し”の被害にあっていることにも触れました。


缶入りスープ 変色 じっくりコトコト ツイートに寄せられた反応の一部

缶入りスープ 変色 じっくりコトコト 偽計業務妨害になるのでは、との声も

缶入りスープ 変色 じっくりコトコト 「ポッカに相当金取られる」「終わりだわお前」

 ローソンの発表はこうした流れを受けてのもの。発表文では「原因の究明はまだできておりませんが」と前置きしつつも、「当該商品は、加温什器内で長期間または適温以上で加熱された場合に、劣化が発生する可能性があることがわかりました」と、投稿者のようなケースは発生し得ることを認めています。現在は原因特定のため、当該商品や加温什器の検査、品質管理の状況確認などを行っており、今後については原因が特定でき次第、サイト上で発表するとのこと。

 なお、編集部がポッカサッポロに問い合わせたところ、こちらもやはり「今回のケースがそうかどうかは申し上げられませんが、一般的には(缶入り飲料の変質は)あり得ます」とのことでした。また、今回のツイートについては把握しており、現在ポッカサッポロ側でも事実関係を確認中。今回の件で一般消費者からの問い合わせも複数件寄せられているものの、個別の消費者への対応内容については公表できないとのことでした。

 ローソンは発表文の中で、次のように謝罪しています。「このたびはお申し出をいただいたお客様を初め、多くの皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けしている事を心よりお詫び申し上げます」(発表文より)。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  10. /nl/articles/2412/17/news195.jpg 「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」