「才能の塊が帰ってくる」 小川範子が歌手デビュー30周年でベストアルバム、往年のファンがそわそわ
これで44歳だと……?
女優の小川範子さんが、歌手デビュー30周年を記念したベストアルバム「30th Anniversary Best」を12月20日に発売します。
現在44歳の小川さんは、子役でキャリアをスタートし、14歳のとき「涙をたばねて」(1987年)で歌手デビュー。アイドルとしても人気を博した他、テレビドラマ「はぐれ刑事純情派」(テレビ朝日)などで女優としても活躍。2005年には演出家の吉田秋生さんと結婚しています。
当時を知る層には、1988年にリリースされたPCエンジンCD-ROM2用ゲームソフト「NO・RI・KO」を思い出す人もいるかもしれません。当時の家庭用ゲーム機の容量を圧倒的に上回るCD-ROMでゲームソフトを供給する野心的な取り組みを世界に先駆けて行ったCD-ROM2で、本体と同時発売された2つのゲームソフトの1つこそ、実写の小川さんが登場する「NO・RI・KO」でした(もう1本は「ストリートファイター」の移植版である「ファイティング・ストリート」)。その容量を生かし、楽曲が収録されたり、ゲーム開始時に入力する主人公の名前を小川さんの声で呼んでくれるなどの仕掛けもファンを喜ばせました。
「これまで応援してくださったファンの皆さんに感謝を込めて、30年間を、ぎゅっと詰め込んだベストアルバムです」(小川さん)と話す新アルバムは、1987年11月発売のデビュー曲「涙をたばねて」など厳選した17曲を収録。このうち、2ndシングル「永遠のうたたね」と、初ミニアルバムに収録された朗読「涙」は新録されており、小川さんは「新旧聴き比べ、楽しんで頂けたら嬉しいです」と話しています。アルバムは7インチの紙ジャケット仕様で、16ページの写真入りブックレットも同梱。価格は2593円(税別)です。
この発表に合わせて、本格的な活動再開の可能性を感じさせる報道もあり、ファンからは、「才能の塊が帰ってくる」「もともと幼い顔だったけど、小川範子さん若々しくてビックリする」「『涙をたばねて』は今聴いてもほんとに名曲」「動揺せずにはいられません」など喜びの声が多くあがっています。
小川範子「30th Anniversary Best」収録曲
- 涙(新録音)
- 涙をたばねて
- 嘆きの天使
- 渓のおくりもの
- ウィスパーダンス
- 永遠のうたたね
- 夏色の天使
- 夜明けのクロスワード
- 橋
- カフェ・カルデサック
- 湿地帯と金魚
- 散歩
- ベルベットの祈り
- 夏のこだま
- こわれる
- どうしてこんなに好きなんだろう
- 永遠のうたたね (新録音)
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15歳11カ月でソロデビューした実力は色あせてなかった。
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