「ナナナナー、ナナナナー」のジョイマン高木、ツイートの言葉選びが詩的だと再評価の声
文学の道もいけるな。
「ナナナナー、ナナナナー」のリズムネタで知られるお笑いコンビ「ジョイマン」の高木晋哉さんが日々Twitterに投稿している内容が詩的ですてきだと再評価する声が高まっています。
きっかけとなったのは、深田恭子さんやマツコ・デラックスさんらが出演する宝くじの新テレビCM。深田さんが「なななな〜なななな〜なななな、ななおくえん♪」と口ずさみながらぴょこぴょこ動いて愛嬌(あいきょう)を振りまく姿が話題のCMです。
高木さん本人はこのCMに出演していないものの、「あんなに小さくて泣き虫だった『なななな』が、いつのまにか独り歩きし、独り立ちし、今ではちゃんと自炊までしてる」と我が子のようなネタが自らの手を離れてアレンジされたことを喜び、そのネタが帰ってこられる場所としてジョイマンであり続ける決意をつづっています。やだかっこいい……。
耳に残るフレーズと韻を踏んだキャッチーなラップネタでブレイクしたジョイマン。Twitterで消えた芸人扱いされると「ここにいるよ」とレスを返すこともある高木さんは、「僕にとって再会の挨拶である『ここにいるよ』は、誰かにとっての別れの挨拶なのかもしれません」と哲学めいたフレーズを生み出すなど、人生の経験値が上がるにつれ、その文才は単純な言葉遊びから詩的な優雅さや切なさを感じさせるものへと昇華しつつあるようです。
そんな高木さんは11月20日、「『ジョイマン知ってる〜ていうお友達いるかな?』そう子供達に問いかけた後の沈黙が、数時間経った今でも耳に張り付いている」「無愛想に通り過ぎていく木枯らしのざわめきすら、今の僕には優しく響く」などとツイート。情景が目に浮かびそうなポエミーなツイートにファンからは「高木さんの言葉の選び方というか、綴り方とても好きです」「言葉遣いがとても綺麗」「切なくて美しい言葉たち。大好きです」「こんな素敵な文章を書く方だったんですね!」など、秀逸な言葉を紡ぐ才能を称賛する声が相次いでいます。これは新たな可能性が開きつつあるな。
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