就活の「お祈りメール」っていつから存在してるの? 学生から人事担当者まで徹底調査してきた(1/4 ページ)
「祈られすぎて神になりそう」
就職活動で、不採用通知を表す「お祈りメール」という言葉。今では「祈られすぎて神になりそう」などと、ネットスラング的な使い方もされています。
40代以上にはおそらくなじみの薄いであろうこの言葉。一体、いつ、どこで生まれたのでしょうか? また、どの企業も同じような文面を使っているのはなぜなのでしょうか?
「お祈りメール」が生まれた時期と、「どうしてどの企業も祈ってるの?」という点について、各方面に取材してきました。
「祈られた」は「不採用」を意味する言葉
「お祈りメール」や「祈られた」という言葉は、不採用通知や不採用を言い表すスラングです。不採用通知の多くが、最後に「貴殿の就職活動の成功をお祈りしています」「ますますのご活躍をお祈りいたします」のような、「お祈り文」が付加されていることに由来しています。
2015年12月にマイナビが発表した「就活ワードの流行ランキング」では、1位「サイレント」、2位「お祈り」、3位「オワハラ」と、2位にランクインしています。1位の「サイレント」も「サイレントお祈り」などの略語とのことで、実質的には上位を独占。2016年卒業予定の学生の流行語ということは、最近の若者が生んだ言葉なのでしょうか?
メディアに登場したのは2010年頃
まずはネットニュース、週刊誌、書籍などマスメディアの情報を追いかけてみました。
ネットニュースですぐに見つかったのは2011年〜2012年頃の記事。例えば2012年9月のITmediaの記事「就活生に失礼な企業にありがち、「サイレントお祈り」とは?」です。しかしこの記事中には「今から5年ほど前には、ほぼどの就活生にも通用する言葉だったようです。」と書かれています。
書籍で最初にこの言葉が使われたのはいつ頃でしょうか。国会図書館のデータベースで調べたところ、見つけられたのは2009年11月発行の『また、「お祈りメール」がきました。』でした。
この本を購入して読んでみると「インターネットの掲示板『みんなの就職活動日記』(通称:みん就)などで、しばしば見かける言葉です」とありました。みん就とは、楽天が運営する口コミ就職サイトのことです。多くの就活中の学生が使っているこのサイトが言葉の発信源なのでしょうか?
就活の専門家にも聞いてみた
調査を続けるうちに、ある企業の人事担当者から「記事になりはじめたのは2012年頃かと思うけど、それ以前から(お祈りメールは)送っていますね」という情報が寄せられました。
採用に関して多くの知見を持つ採用コンサルタント兼アナリストの谷出正直氏にも話を聞くことができました。谷出氏によると、
- 2007年頃には既にかなり普及していた
- 自分が就活していた2005年にも使われていた
- 最初は2ちゃんねる(現、5ちゃんねる)の就活板で使われていたのが普及したのでは
とのこと。2005年には既にあったということです。Googleトレンドを調べると、「お祈りメール」は2004年には既に検索ワードとして使われていて、その後徐々に広まっていった様子です。想像以上に古くからある言葉のようです。
では、2ちゃんねるで最初に「お祈りメール」が書き込まれたのはいつなのでしょうか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
-
「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
-
もう別人じゃん! miwa、大胆イメチェンで面影ゼロに「まさかのこんな色になってるとは」「だれー!?」
-
「ぶち抜きたいです」 辻希美、懇願拒否された13歳長男が“荒くれ反抗”……息子の室内破壊に嫌悪あらわ「言葉が出ない」
-
異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
-
「キュウリが冷凍できるとは76年も生きて来て知らんかったなあ」 野菜ソムリエプロが教える冷凍&活用アイデアが328万再生
-
「虎に翼」、壮絶過去演じた16歳俳優に注目の声「違国日記の子か!」 「ブラッシュアップライフ」にも出演
-
築36年物件の暗くてボロいトイレをリメイク→ぐーんと垢抜け! 驚きのビフォアフに「すごいですね!」「天才」の声
-
【今日の計算】「13+8×2−11」を計算せよ
-
辻希美&杉浦太陽、15歳迎えた長女のレアな“顔出しショット”でお祝い 最近は「恋バナ」で盛り上がることも
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」