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» 2018年01月11日 13時00分 公開

「シャンシャン特需」に沸く鉄道会社、でも「最強のパンダ使い」はJR西日本 (2/3)

[杉山淳一,ねとらぼ]

東京メトロ:個性的な顔だと評判のパンダ顔ロボットが

 東京メトロ銀座線にも上野駅があります。そもそも銀座線の最初の開業区間は上野〜浅草間でした。日本で最初の地下鉄です。その地下鉄上野駅にもパンダがいます。正確には、パンダの顔をしたPepperくんです(関連記事)。登場は2016年の12月1日。当初は2017年の3月31日までの予定でしたが、2017年12月下旬にも目撃しました。シャンシャン効果でしょう。

photo 上野駅に配置されたパンダPepperくん
photo 「え? 呼んだ?」

 パンダ顔Pepperくんは外国人観光客に対応するため、上野公園方面改札口付近に立っています。勤務時間は10時〜17時。日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語に対応し、動物園などの駅周辺案内、浅草や成田空港などの行き先案内が仕事です。設置当初から「個性的だね」と評判になっていました。

 もともとPepperは優しい顔つきをしている上に、パンダ特有の目のまわりの黒はタレ目を連想します。2つの要素が合わさった結果、困っている表情に見えてしまうのかもしれません。困って助けてもらいたくても、もっと困っていそうでなんとやら。いや、一緒に困ってくれるのできっといいヤツです。

東京都交通局:動物園のモノレールも「鉄道」ですよ

 東京都交通局は都営バスや都営地下鉄を運行しています。「あれ、上野に都営地下鉄は通っていないはずだよ」って? そうです。上野に都営地下鉄は来ていません。しかし「上野動物園のモノレール」は東京都交通局が運行しています。動物園のアトラクションではありません。国土交通省に届け出ている立派な鉄道路線です。鉄道事業法に則って運行しています。

photo 東京都交通局が運営する「上野動物園モノレール」

 鉄道事業法では、他人の依頼に応じ、専用の線路を用いて輸送する事業を鉄道事業と定めています。上野動物園は東園と西園に別れていて、間に公道があります。上野動物園のモノレールは公道をまたいで走るために、園内の乗りものではなく、専用の線路を用いて輸送する事業となっているわけです。正式には「東京都交通局上野懸垂線」といいます。

 上野懸垂線は2017年12月17日に開業60周年を迎えました。そこで、生誕45周年のアニメ『パンダコパンダ』とタイアップしたイベントを開催しています。2017年12月28日から2018年1月14日まで、車内を『パンダコパンダ』のキャラクターで装飾するほか、1月13日には「パパンダ」がモノレール西園駅の1日駅長となって、握手会と撮影会が行われます。また、モノレールグッズの新作として、「上野動物園モノレール×シャンシャン ぬいぐるみキーホルダー」が発売されました。

photo 1月13日に上野動物園モノレール西園駅へ「パパンダ」がやってくる

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