愛犬の冬のお散歩を安全で快適に 足のトラブルになりやすいのはこんなワンちゃん

元気にお散歩行きたいワン。

» 2018年02月10日 12時00分 公開
[神奈川はなねとらぼ]

 冬場の愛犬の足のトラブルに関する情報や獣医師によるチェック項目、対策などを犬の靴・靴下専門ECサイト「docdog(ドックドッグ)」が紹介しています。


愛犬の冬の足のトラブル 冬のお散歩を安全で快適に

 docdogでは冬場特有の要因が関係する趾間炎(しかんえん・足の指と指の間の炎症)を「冬の趾間炎」と呼んでいます。

 docdogの専属獣医師によると次の10項目に当てはまる犬は寒さに弱く、冬の趾間炎になりやすい可能性があるので注意が必要とのことです。


愛犬の冬の足のトラブル あてはまる子は寒さに弱いワンちゃんかも

  • 年齢が1歳までの幼犬、10歳までの小型犬シニア期、7歳までの大型犬シニア期のいずれか
  • 体重10キロ未満の小型犬種
  • シングルコート犬種(プードル、マルチーズ、ヨークシャーテリア、パピヨン、ボクサー、グレイハウンド等)
  • 冬場の散歩時に震えていることがある
  • 冬場、毛布やタオルケットに潜り込む
  • 冬場、散歩に行きたがらないことが多い
  • 冬場、部屋の中で体を小さく縮こませていたりすることがある
  • 冬場は、普段より人に身体を密着してくることが増える
  • 冬場、水を飲む量が減る
  • 冬場、尿や排便の不調がいつもより増える

愛犬の冬の足のトラブル 寒さに震えている子はいませんか

 また、次のような症状が1つでもある場合、冬の趾間炎の可能性があるので様子を見て近くの獣医師に相談するように呼び掛けています。

  • 足先を痛がっていたり、痒がっている様子がある
  • 肉球が過度に乾燥していたり、あかぎれている
  • 趾間/肉球に切り傷ができている
  • 最近、足先をなめたり、噛んだりしていることが増えた
  • 最近、散歩に行きたがらない
  • 特定の足を触ると嫌がる

愛犬の冬の足のトラブル ワンちゃんは冬でもお散歩が大好き

愛犬の冬の足のトラブル でもトラブルが心配です

 さらに、冬場の散歩道に潜む足トラブルの4つの要因を挙げています。

  • 物理的な要因:とがった氷片や雪玉など
  • 化学的な要因:融雪剤として使われる塩化カルシウムなど
  • 冬の寒さ:低温状況下での足先などの血流の悪さ
  • 乾燥:肉球や皮膚の乾燥

愛犬の冬の足のトラブル ワンちゃんの足をトラブルから守ってあげたい

 実際に北海道で犬を飼育している人を対象にしたアンケートでも、冬場の散歩道の8割以上が雪道であり、上記のようなトラブルの要因に遭遇したことがあると答えています。

 docdogはこれらの対策として犬用の靴や靴下を使用することが有効であるとしています。雪国で暮らすワンちゃんはもちろんですが、普段雪が降らない地方のワンちゃんは雪や寒さに体が順応しておらず、飼い主さんがリスクを認識していない場合も考えられます。

 大切な愛犬の足を守るために、靴や靴下を取り入れてみるのもいいかもしれません。


愛犬の冬の足のトラブル愛犬の冬の足のトラブル 犬用の靴・靴下の一例

雪国・北海道の愛犬飼育事情についてのアンケート調査結果

 雪国の飼い主さんがしている対策の1位は体温調節。約4割の飼い主さんが愛犬の足のトラブルを経験しています。

 犬の靴・靴下の認知度は9割以上でありながら、着用させたことのある飼い主さんは3割以下、現在も着用させている人は1割程度という結果でした。


愛犬の冬の足のトラブル 冬の散歩の路面の様子

愛犬の冬の足のトラブル 冬の愛犬の散歩で気を付けていること

愛犬の冬の足のトラブル 愛犬にレインコート以外の服を着せるか

愛犬の冬の足のトラブル 愛犬に服を着せる理由

愛犬の冬の足のトラブル 冬場の散歩中や散歩後の様子

愛犬の冬の足のトラブル 冬場の散歩中や散歩後の様子

愛犬の冬の足のトラブル 冬場に経験した足トラブル

愛犬の冬の足のトラブル 犬の靴・靴下の認知度と着用経験

愛犬の冬の足のトラブル docdogはこんな組織です

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」