「ゆづる心に金メダル」「そだねー」熊本県警が素早く五輪ネタに対応 県警担当者の“警部”さんに聞いてみた
仕事早いねー。そだねー。カー女銅よくやったよー。そだねー
熊本県に設置された交通情報板がいち早くオリンピックネタに対応し、「仕事が早すぎ」「対応力高い」「座布団一枚!」と話題になっています。以前から何度か話題となっている熊本県警管理の道路情報板(関連記事)。あらためて、なぜこういった取り組みをしているのか、熊本県警本部の担当者に取材しました。
話題になっているのは「お先にどうぞ ゆづる心に金メダル」という平昌五輪・男子フィギュアスケートで金メダルを獲得した羽生結弦選手にちなんだものと、「安全運転大事だよね そだね〜」というカーリング女子日本代表が試合中の会話で度々発する単語にちなんだもの。
熊本県警本部の公式Twitterアカウントでは、「オリンピックは興奮の毎日ですね。そこで交通情報板もオリンピックネタに更新しています」とつぶやいています。このツイートをしている熊本県警交通企画課の警部さんに直接お話を伺いました。
―― かなり大きな反響があったと思います。今のお気持ちは?
交通安全情報ですので、こういったことをきっかけにみなさんが交通安全を意識してくれたらうれしいです。
―― 今までも何度か話題になっていますが、今回のものがNo.1ですか?
今回もすごいですが、今までで反響が大きかったものというと、ブルゾンちえみさんのネタでしょうか。「黄色信号 行かない! 待つの。」「安全運転 ウィズ B(ベルト)」というものです。
―― この交通情報は、いつ、どこで表示されているんですか?
熊本県内の一般道50カ所にある交通情報板です。渋滞情報を出すためのものなので、主に大きな道路に設置されています。渋滞がないときに交通安全情報を出しています。
―― どうして、このような取り組みをはじめたのですか?
交通安全情報というのは、ありきたりで、なかなか人の心に残りません。例えば「シートベルトを締めましょう」と見ても、記憶に残らないのではと感じていました。少しでも心に残るようにと思いで始めました。
―― どのくらいの頻度で情報は入れ替えているのですか?
最低月に1回は変えることを目標にしていますが、何かあったらパッと変えることもあります。今回はひらめいたのでパッと変えました。
―― いつから、この取り組みはやっているんですか?
2013年にこの取り組みを初めました。初代の担当者が「団長」です。次の担当者が「殿下」で、その後任が私「警部」となります。私は担当して2年くらいです。
―― 周囲の反応はいかがですか?
すごく評判はいいです。県内の評判もいいですし、県外の方からもお声をいただいています。
―― 前任者の頃から話題になっていた経緯もあります。プレッシャーを感じることはありますか?
確かにプレッシャーは感じます。ネタに追われている感はあるにはありますが、しかし、笑いのためにやっているわけではないのでそれほどでも。よく「次は何やるの?」と聞かれるのですが、その時点ではまだ何も考えてないんです。
ついついクスッと笑っちゃう楽しい交通情報板は、少しでも「交通安全」の意識が根付くようにと考えられた取り組みでした。これで、皆さんも覚えましたね「お先にどうぞ ゆづる心に金メダル」。みなさんも、金メダルの安全運転をよろしくお願いします!
画像提供:すずばやし(@suzubaya)さん
(高橋ホイコ)
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