「人生乗っ取られそうで不安だわ」
INDEX
連載:女子高生、「はじめてのPC」を買う
スマホファースト世代の女子高生(JK)がPCの必要性に迫られたとき、彼女は何を基準に機種選択し、どう使うのか? ひょんなキッカケからノートPCを持ったJK(17歳)とその父の二人三脚を描く、デジタルライフドキュメンタリー。
前回までのおさらい
高校2年の娘は、PCに対する知識もなければ、こだわりもまったくない。父と一緒にはじめてのノートPCに挑むものの、いきなりWindowsアップデートの洗礼を受けたり、世界一おバカなパスワードを付けてしまったりと、先が思いやられる状況である。
なぜか「づ」だけ入力できない

父 どう? セットアップが終わって数日たったけど、1人で使えてる?

娘 いや、それがあんまり。キーボード入力で手こずってて、句読点が打てないんだ。「、」と「。」がどこにあるのか探しまくって、最終的に見つけられたけれども。

父 まあ、いままでスマホのフリック入力しかしてないわけで、最初はとまどうよな。

娘 あと、「ず」は打てるけど「づ」が分からない。

父 「d」と「u」だ。お前、キーボード打てるって言ってたけど、ホントか? いろいろあやしいんじゃない?

娘 ほぼほぼ入力はできるんだよ。でもたまに「あれ? これってなんだったっけ?」ってなるだけ。

父 じゃあテストするぞ。「ビョーン」「ポニョポニョ」「ガラガラドッカン」を打ってみな?

娘 なめんな、こうだ。

父 オーケー、では「平壌(ピョンヤン)」「ババンギダ」「ゴッサムシティ」ならどうだ?

娘 えーっと……こうかな。

父 お、ぜんぶできたな。

娘 だから、「づ」が打てなかっただけで、あとは大丈夫。どうでもいいけど、ババンギダってなによ。

父 元ナイジェリア代表の快速ウィンガーだよ。オランダのアヤックスに移籍して、在籍時にはリーグ優勝もしてる。あと、1996年のアトランタオリンピックにも出場してて、下馬評を覆して金メダルを獲得したのには驚いた。90年代のアフリカンサッカーの躍進は、ナイジェリアとカメルーンを抜きにして語れない。

娘 しらんがな。こっちは2000年生まれだよ。
もっと効率的に文字入力ってできないの?

娘 あのさ、メールでいちいち自分の名前を入力しなきゃいけないって地味にめんどくさいね。

父 そうだね。

娘 メールアドレスの入力もそうだし、何度も繰り返すのを何とかできないのかな。
