連載
» 2018年02月26日 23時30分 公開

中学生女子に「私のわき腹つついてみてよ」と言われたら、どうすればいいんだ 「からかい上手の高木さん」第8話の“からかいポイント”(1/2 ページ)

【ネタバレあり】じゃれつけない、って気づいてからが思春期。

[たまごまご,ねとらぼ]

からかい上手の高木さん (C)Soichiro Yamamoto / Shogakukan 2014-2018.

 「高木さん」の世界は、夏も終わりに近づいていきます。季節感がはっきりしている作品なので、原作もアニメもどの月くらいにあたるのかチェックすると楽しいです。

 アニメ8話で繰り出された高木さんのからかいポイントを振り返ってみましょう。


からかい上手の高木さん

その1:風の日は特別なことが起こる「台風」

 台風の日って、いつもと違ってなんだかワクワクする。風がびゅうびゅう吹いて、いろんなものがガタガタ揺れて、ゴミ袋などがビューンと飛んでいくのはテンションがあがる。

 西片君も台風で心躍る少年の一人。暴風の中両手をあげて風を操る能力者ごっこをしていました。


画像 見られちゃったーーー(5巻P104)

 はい、見つかりました。

 2人は一緒に登校していません。普段高木さんは、自転車登校しているからです。一緒に下校している時は、高木さんは自転車を押して帰っています。

 西片君は、高木さんの通学路を大体分かっているはずなのに、気を抜いていた。つまり毎朝会っているわけじゃない。この日偶然にも出会って、彼の奇行が見られてしまったのは高木さんが台風で自転車に乗れず、たまたま徒歩だったからです。


画像 高木さんの風の王ごっこ、かわいい(5巻P115)

 高木さんは西片君をからかうためなら、割りと大胆な行動を取りますが(例・生け垣に隠れる、変顔をするなど)、ここまで芝居がかったのは珍しい。モノマネを3回もやってます。

 西片「なんか今日は高木さんのテンションが高かった」

 自分へのからかいは間違いなくある。でもそれ以上に、やたら高木さん楽しそう。「ダッシュしよ西片ー!!  すごい風!!」と笑ったりしている。なんで自転車に乗ってこなかったかを西片君に聞いた時も、やけにうれしそう。

 台風のおかげで、普段会えない西片君に出会えた。テンション上がるのも仕方ない。一緒に高木さんの後追いかけて、ダッシュしてこいよ西片君。追いかけっこっできるのは今のうちだぞ。

その2:私にタッチできたら、西片の勝ちでいいよ「マラソン」

 西片君と高木さんのクラスには、マラソン大嫌い族が数多く集まっていました。なぜかそんな中、ハッスルしていたのが西片君。高木さんと勝負して、勝ったほうが負けた方の言うことを聞く、と約束をしていたからでした。この時点で、男女のとある差に普通気付くと思うんだが……。


画像 高木さんあなた、大胆ね! (5巻P64)

 途中並んだ西片君に、高木さんは言います。「私にタッチできたら、西片の勝ちでいいよ」

 周りからはラブラブ追いかけっこにしか見えない。高木さん多分、分かってやっている。甘酸っぱすぎるよ高木さん。(なお西片君は分かってない)

 「台風」の回でも出ていたように、高木さん「追いかけっこ」したい子のようです。自分が逃げて、西片君が追いかける。普段のちょっかいをかける高木さん、かけられて反撃を狙う西片君の関係とよく似ている。

 運動会や文化祭やマラソン大会のような行事は、1つタガが外れるもの。特にカップルにとっては、いいとこ見せられる、一緒に頑張れる、一大イベントです。


画像 あまーーーい(5巻P56)

 クラスの先行カップル、真野ちゃんと中井君カップルは、ここぞとばかりにハッスル中。この2人の場合は特に、真野ちゃんが押せ押せなので、かっこいいところ見たい、応援したいとテンション高い様子。

 これは西片君の友達から見てもさすがに「付き合ってる」と感じている。一方で高木さんと西片君については「まぁ確かに付き合ってるってカンジじゃないかもなー」と評しています。もっともそれは、西片君が付き合っていることを断固否定しているから。

 うすうす周囲の子たちも、二人が友達でも恋人でもない特別な関係なのは、見て分かっているんじゃないかなあ。分かってないのはミナくらいだ、多分。

 マラソン大会で勝負をすることになった。この時点で、西片君とイベントでつながりたい高木さんのからかいは、成立していたのでした。

その3:二人のボディタッチの距離「わき腹」

 西片君は高木さんと一緒に帰っている最中に「勝負しない? 次、先に笑った方の負けってルールで」と持ちかけました。自転車を押しているので無防備な高木さん。彼女のわき腹をつつけば、笑うと信じ切っていたから。多分「女子に触る」という行為について、ピンと来ていません。

 高木さんは特に気にせず、西片君のわき腹をツンツン突きます。いざ反撃! となったところで、彼はやっと気付きます。

 西片「な……なんか恥ずかしいぞ……」「セクハラとかになるのでは……!?」


画像 うらやましいシチュだけど、こういわれてつつける中学生男子なんているの?(3巻P112)

 西片君はどうも性の目覚めが遅い方らしい。プールの回でも女子の胸とか生理について知ったのは友人経由でした。今はエロとかほれたはれたよりも、ワイワイ遊ぶのが楽しいようです。

 高木さんと一緒にいる時自然体なのは、このへんの視点や興味がフラットだからでしょう。高木さんだって下心ありありな男子をからかったりはしません。西片君だから、するんです。

 高木さんの中には、「台風」「マラソン」と続いて、スキンシップ願望が生まれ始めています。まだキスとかそういう一線を超えることは望まないけれども、なんらかの形で触れ合いたい。例えば、手をつなぐくらいなら……。


画像 西片君、女子との距離感を初めて知る(3巻P115)

 西片「そういえば……オレから高木さんに触るのって初めてな気が……」

 見事策にハマり、顔を真っ赤にする西片君を見ることができました。さすがからかい上手。

 実はこれ、高木さん自身も一歩乗り越えた展開。彼女は西片君の方から何かしてほしいと望んでいる。彼が自分の意思で動き、自分に近づき、タッチまで来られるよう誘導しているのがアニメ8話です。指一本だけど、西片君は高木さんに触った。大きな前進。

 この回が掲載されたのは3巻。時系列はシャッフルされている原作で、高木さんが「手をつなぎたい」と本格アピールするのは8巻からです。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2110/27/news100.jpg 戸田恵梨香、水川あさみと同様に長文公開 「私を追いかけて、どうか車の事故を起こさぬようお気をつけください」
  2. /nl/articles/2110/27/news095.jpg 水川あさみ、週刊誌に対して怒りの反論 「事実無根だと言っても強行突破で発売」「かなり目に余るものがあります」
  3. /nl/articles/1904/10/news098.jpg 賀来賢人、“フライデー被害風”写真が超リアル! 「本当にそろそろやめてね」と写真週刊誌への本音も
  4. /nl/articles/2110/25/news149.jpg 「くそが……!」 最上もが、奮発した「Uber Eats」の対応に怒り爆発 1400円ステーキの“中身”に「絶望」「もう頼まねえ」
  5. /nl/articles/2110/27/news109.jpg 「納言」 薄幸、テレ朝で警備員からまさかのシャットアウト “牢獄みたいな薄暗い部屋”へ閉じ込められる事態に
  6. /nl/articles/2110/27/news025.jpg 猫よけをびっちり置いた結果……子猫が!? ちんまりくつろぐ姿に「仲間がいた」「何やっても人間の負け」と爆笑
  7. /nl/articles/2110/26/news040.jpg ニトリで猫用ベッドを購入→「大変気に入ってるようです」 笑撃のオチに「そっちだよね」「猫あるある〜」の声
  8. /nl/articles/2101/23/news043.jpg 水川あさみ、5キロ増の“愛しきぜい肉”ショットが女優の勲章 「リアルお母さん体型」「気取らないとこが素敵」と反響
  9. /nl/articles/2110/20/news052.jpg 「PS5購入者は箱に名前を書いてもらう」ノジマはなぜ転売ヤーを許さないのか? 苛烈な転売対策の背景を担当者に聞いた
  10. /nl/articles/2110/26/news181.jpg 「学校へ行こう!」出演のパークマンサー、V6へ感謝のメッセージ 「ホントにホントにありがと言っちゃうアホだよ」

先週の総合アクセスTOP10

  1. 「くそが……!」 最上もが、奮発した「Uber Eats」の対応に怒り爆発 1400円ステーキの“中身”に「絶望」「もう頼まねえ」
  2. 伊藤かずえ、13年間ともにした愛車とお別れ 総走行距離は14万キロ超で「今まで本当に有り難う」と感謝
  3. 庄司智春、愛車ダッジ・チャレンジャーが廃車に ガソリンスタンドで炎上、ボンネットから発煙し「やばい」
  4. 山本美月、ウエディングドレス姿がまるで「妖精」 母親のドレスをリメイクし背中に“羽”
  5. 「シーンとなった球場に俺の歌声がして……」 上地雄輔、後輩・松坂大輔の引退試合で“まさかのサプライズ”に感激
  6. シャンプーしたての柴犬に、猫がクンクン近づいて…… 何年たっても仲の良い姿に心がほかほか癒やされる
  7. ニトリで猫用ベッドを購入→「大変気に入ってるようです」 笑撃のオチに「そっちだよね」「猫あるある〜」の声
  8. じゃれ合う保護子猫たち、1匹が逃げ込んだのはまさかの…… ダッシュする姿に「一番安心だと知ってる」「爆笑した」の声
  9. 元SKE石田安奈、第1子出産後のぽっこりおなかに驚愕 産んだらへこむと思っていたのに「もう1人いるの!?」
  10. 産み捨てられた未熟児の子猫を保護、生死をさまよったが…… すくすく育った1カ月後のビフォーアフターに涙